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2021年2月14日 (日)

2021年06号 (2.8-14 通算1074号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2021年2月8-14日
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◆ミャンマーで軍に抗議活動、米は経済制裁 ☆
・軍のクーデター(1日)への抗議活動が連日続く。14日まで9日連続。
・医療従事者や公務員も職場放棄などで参加。デモ参加者は日により数十万人に達する。
・軍は取締り強化で対抗。情報統制強化にも動いている。
・米国は11日制裁を発表。軍関係者10人と3企業を対象に指定した。
・EUなども制裁の可能性に言及した。
・ミャンマー情勢は先行き不透明なまま緊張が続く。

◆トランプ前大統領の弾劾裁判、無罪(13日)☆
・トランプ氏の弾劾裁判が上院で行われ、賛成が3分の2に達せず無罪になった。
・与党民主党の50人に加え野党共和党の7人が有罪に賛成したが、67には届かなかった。
・有罪となれば同氏の政治活動が制限されるところだったが、実現しなかった。
・判決後、トランプ氏は声明で復権に意欲を示した。
・米社会の分断と、共和党内で依然トランプ氏の影響力が大きいことを改めて示した。

◆米中首脳電話会談(10日)☆
・バイデン大統領と習近平主席が電話会談した。バイデン政権発足後初。
・バイデン氏は香港問題や新疆ウイグルでの人権問題に懸念を伝えた。
・同時に地球温暖化など米国に利益がある分野では強力する姿勢を示した。
・中国側は香港問題などに関し、内政問題と主張した。
・バイデン氏は11日、インフラ投資などで行動しなければ中国に負けると発言。
・過去に比べ、中国への警戒色を強める発言に変っている。

◆イタリア首相にドラギ氏就任(13日)☆
・伊首相に前欧州中銀総裁のドラギ氏が就任した。
・左派から右派までが支持する連立政権。ドラギ氏は非議員。
・ポピュリズムの5つ星運動、中道左派の民主党、極右の同盟などが加わる。
・同国では1月に連立政権から小党が離脱。コンテ首相が辞任した。
・その後マッタレッラ大統領らの調整の末、ドラギ氏の首相就任が決まった。
・コロナ対策や経済対策が当面の課題になる。
・ドラギ氏の国際的な知名度、影響力は大きく、出だしの世論の支持率も高い。

◆東京五輪パラ、組織委員会会長が女性差別発言で辞任(12日)☆
・東京五輪・パラ大会の森喜朗組織委員会会長(元首相)が辞任した。
・同氏は3日に女性軽視と受け止められる発言をし、国際的にも批判が高まっていた。
・五輪・パラは性別や人種による差別禁止が理念。それだけに発言は批判の的になった。
・森氏は川淵三郎元日本サッカー協会会長を後任にする調整を進めた。
・しかしプロセスが透明性を欠くと批判され白紙化。混乱がさらに拡大した格好だ。
・森氏発言の報道と共に、日本における女性の社会進出の遅れなども伝わった。
・騒動の波紋は、様々な方面に広がっている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【コロナ動向】 新型コロナは昨年末から欧米などでワクチンの接種が始まり、新規感染確認者数も1月前半をピークにわずかながら減少し始めた。状況の悪化を伝える切迫したニュースは、このところやや減少している印象だ。
 もちろん安心は禁物だ。欧米の新規感染者現象は、厳しい行動制限によるところが大きく、いったん規制を弱めれば感染の新たな波が起きるリスクがある。変異種ウイルスは従来より感染力が高い可能性がある。
 ワクチンが広く普及するのは、先進国でも今年半ば以降、新興国を加えた世界全体では来年以降までかかるとの見方が多い。世界的な流行拡大から1年目の現実だ。

 

 【森辞任騒動】 森喜朗東京五輪・パラ組織委員会会長(元首相)の女性軽視発言が世界から批判を浴び、12日辞任に追い込まれた。
 森氏は3日のJOC評議会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。女性別紙との批判が内外から上がった。森氏は発言を撤回・陳謝したが、会見内容は批判を鎮めるよりむしろ勢いづかせた。また、森氏の発言を見過ごした評議会メンバーなどにも批判がの矛先が向き、森氏個人だけでなく、日本における女性の社会進出の遅れや、男性中心文化などにも関心が批判的に集まった。
 森氏辞任を伝える海外ニュースは、"sexist remarks"により辞任(NBC)などの表現を使った。ステレオタイプ的な面もあるが、差別感覚を伝える報道だ。
 新型コロナの影響で、東京五輪・パラは1年延期。今夏に開催できるかどうかも定まらない。五輪は当初コンパクト性や震災・原発事故からの復興をメッセージにするはずだった。また高齢者や障害者が暮らしやすい社会インフラなどをレガシー(遺産)にすると喧伝していた。しかしいつの間にか、後退していった感がある。
 昨年以降は「コロナ克服の五輪」を目標に掲げるが、実現は危うい。これからどう展開するか。
 後世の記憶に残るのがコロナと差別発言だけになるのなら、皮肉すぎる。

◎ 「女らは話が長い」と数十分
◎ TOKYO2020 コロナ、差別に、あと何だ?
◎ #森辞めろ!世界が先にハッシュタグ

 

◎今週の注目(2021年2月15-21日 &当面の注目)
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・ミャンマーで軍のクーデターへの抗議活動が続く。行方から目が離せない。

 

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