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2021年2月 8日 (月)

2021年05号 (2.1-7 通算1073号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2021年2月1-7日
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◆ミャンマーでクーデター(1日)☆☆
・国軍は政府トップのアウン・サン・スー・チーらを拘束。クーデターを遂行した。
・ミン・アウン・フライン国軍総司令官が全権を掌握した。
・国軍は非常事態を宣言(期間は1年)。2020年11月の選挙結果を無効とした。
・外相などの閣僚を任命。インターネットを遮断した。
・同国は軍政支配の後2010年代から民主化が進展。2015年の選挙を経てNLD政権が発足した。
・2020年11月の選挙はスー・チー氏与党のNLDが圧勝。近く2期目発足の予定だった。
・欧米はクーデターを批判。米国は援助制限を打ち出した。中国、ANSEANなどは静観する。
・ミャンマー民主化は10年を経て頓挫した格好だ。

◆アマゾンのベゾスCEOが退任(2日)☆
・アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が2021年7-9月期にCEOを退任する。
・クラウド部門を率いるアンディ・ジャシー氏が次期CEOに就任する。
・ベゾス氏は会長となり、環境基金などアマゾン以外の事業により多くの時間を費やす予定。
・同氏はアマゾンを1994年に設立。1代で世界最大の電子商取引、クラウド会社を育てた。
・時価総額は2月初めで約1.7兆ドル(世界4位)。2019年に世界首位となったこともある。
・ベゾス氏は環境基金や宇宙事業会社も設立。ワシントンポストを買収した。
・コロナ感染拡大でアマゾンの物流事業への需要も拡大。同社は世界各地で雇用を増やす。
・同社の行方およびカリスマ経営者の今後の活動に注目が集まる。

◆ロシア反体制派指導者に実刑、デモでは5000人拘束(2日)☆
・モスクワの裁判所は反体制派指導者ナワリヌイ氏に3年6カ月の実刑判決を下した。
・同氏は詐欺容疑で告発され、2014年に執行猶予付の有罪を受けた。実刑に切り替えた。
・同氏は2020年8月に航空機内で暗殺未遂に遭い、療養のためドイツに出国していた。
・1月17日に帰国したところを逮捕された。
・同氏支持者は拘束の解放を求め、1月23日と31日に抗議活動を展開した。
・31日の拘束者は5000人を超えた。2000年のプーチン政権発足後、1日で最大の拘束の模様。
・欧米などはプーチン政権への批判を強め、同氏の釈放を求める。

◆イタリア政局:コンテ首相辞任、ドラギ氏が組閣調整 ☆
・イタリアのコンテ首相が1月26日に辞表を提出した。
・レンツィ元首相が率いる小党が連立与党から離脱。議会運営が困難になったため。
・マッタレッラ大統領は3日、ドラギ前ECB総裁を首相候補に指名した。
・ドラギ氏は組閣の調整に入ったが、行方は流動的だ。
・同国は2018年の選挙後、ポピュリストの5つ星と反移民の同盟の連立でコンテ政権が発足した。
・2019年に連立の組替えで、5つ星と中道左派の民主党、小党による政権になった。
・レンツィ元首相の小党は、コロナ復興予算を巡る対立などで政権離脱した。
・コンテ氏も非国会議員。ドラギ氏が首相となれば、連続で非議員の首相となる。

◆ベトナム共産党大会、チョン書記長3期目(1日)☆
・共産党大会が開かれれ、現職のグエン・フー・チョン書記長(76)の留任を決めた。
・同氏は党規約が定める2期を超え3期目に入る。コロナの非常時に安定を優先した模様だ。
・国家主席にグエン・スアン・フック首相など、首相、国会議長人事も決めた。
・同国は共産党国家だが、集団指導制の色彩が強い。
・ベトナムは人口1億人弱。経済成長を維持し、GDPもマレーシアやフィリピンと肩を並べた。
・コロナの感染封じ込めに成果を上げている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

 

◎寸評:of the Week
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 【ミャンマーのクーデターの衝撃】 ミャンマーでクーデターが発生した。2010年代の民主化から約10年、2016年に選挙で選ばれたNDL政権が発足してから約5年目の出来事。民主化の逆戻りが、地域や世界に与える衝撃は小さくない。(→国際ニュースを切る)

 

 【重要ニュース】 トップ5以外にも重要ニュースが目白押しだった。新型コロナはワクチンの開発・承認を巡る新たな動き(変異種対応など)や、米バイデン政権の対策、WHOの調査(中国・武漢)などに注目が集まった。米ロは新STARTを正式調印した。米個人投資家vsヘッジファンドで話題になった米株式の問題では、議会などが調査に動き出した。

 

◎今週の注目(2021年2月8-14日 &当面の注目)
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・中国の春節休みが11-17日。新型コロナ感染下での動きに注目。
・米上院が9日、トランプ前大統領の弾劾裁判審議を始める。

 

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