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2020年12月18日 (金)

2020年50号 (12.7-13 通算1066号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年12月7-13日
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◆英でワクチン接種開始、米は承認(8、11日)☆
・英国は8日、新型コロナウイルスのワクチンの接種を始めた。欧米主要国で初。
・米ファイザーと独ビオンテックが開発。ファイザーのベルギー工場で製造するもの。
・接種は介護施設入居者や医療従事者を優先する。年内に数百万回分が到着の見込み。
・米政府は11日、ファイザーなどのワクチンの使用許可を承認した。
・バーレーンやカナダもワクチンを承認。世界でワクチン接種が本格化する。
・ワクチン接種が一般に人に行き渡るには、数か月以上がかかる見通し。
・効果の持続性などについても、解明されていない面が残る。
・コロナの感染は拡大。12日には感染確認者が7000万人を超えた。

◆米FTCがFBを提訴、インスタなど売却を要求(9日)☆
・FTC(連邦取引委員会)はフェイスブックを反トラスト法違反の容疑で提訴した。
・インスタグラムやワッツアップの2事業の売却を求めた。
・ライバルになる恐れがある新興企業を買収し、競争を阻害したとの主張。
・FTCとともにNY州など全米48州・地域の司法長官も提訴した。
・10月に司法省がグーグルを独禁法違反で提訴したのに続く、大型訴訟となる。
・FBは2009年にワッツアップ、2010年にインスタを買収した。
・当時FTCは買収を認めた経緯がある。
・大手IT企業の社会的責任と規制を求める声がここに来て拡大。提訴につながった。

◆米がモロッコの西サハラ領有受入れ、イスラエルと国交で(10日)☆
・イスラエルとモロッコは国交正常化に合意した。米国が仲介した。
・トランプ米大統領はモロッコによる西サハラ領有を認めると表明した。
・イスラエルとの国交樹立の交換条件と受け止められる。
・西サハラはモロッコ南西に隣接し、1975年までスペインの植民地。人口数十万。
・独立派は76年に独立を宣言。アルジェリアに亡命政権を持つ。
・91年までに武力衝突が終結。現在はモロッコの実効支配下にある。
・米国はイスラエルとアラブ諸国の国交を推進。8月以降UAEなどとの合意を実現した。
・トランプ政権にとっては、任期中に中東政策の実績づくりを急いでいる面もある。
・こうした動きが、バイデン次期政権にとって足かせになる可能性もある。

◆香港当局、民主派新聞「アップルデイリー」創業者を起訴(11日)☆
・香港当局はアップルデイリー(蘋果日報)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏を起訴した。
・国家安全法違反の容疑。外国勢力と結託し、国家安全に危害を加えたとする。
・アップルデイリーは1995年創刊。民主化の運動を支援する論陣を張ってきた。
・当局は8月、黎氏らを逮捕。本社のなどを捜査した。
・香港は2020年に国家安全法を施行。民主派締め付けを一段と強化している。

◆EU首脳会議(10-11日)
・EUは首脳会議を開催し、2021-27年中期予算を正式合意した。
・コロナからの復興基金(7500億ユーロ)でも正式合意した。
・EUは7月中期予算と復興基金で大筋合意したが、基金の配分を巡り対立が浮上。
・配分の基準に「法の支配」を条件とすることにハンガリー、ポーランドが反対した。
・両国が問題についてEU司法裁に提訴するなどで、ひとまず妥協が成り立った。
・EUと英国との来年以降の通商関係を巡る交渉は、任期を延長し続く。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【コロナワクチン】 新型コロナのワクチン接種が英国でスタート。米国もファイザーなどが開発したワクチンの使用を承認し、14日以降接種を始める。主要国での接種開始で、新型コロナは新段階に入った。

 【FTCのFB提訴】 米FTB(連邦取引委員会)がフェイスブックを反トラスト法(独禁法)違反の疑いで提訴した。FBが買収したインスタグラムやワッツアップの売却を求めている。10月の米司法省によるグーグル提訴に続く大型訴訟だ。
 GAFAなど大手IT企業による情報独占などへの批判は、過去2-3年で急速に膨らんだ。米国はこれまで自国のIT企業育成を重視してきたが、トレンドは明らかに変化した。
 FBの利用者は27億人。ワッツアップは20億人を数える。どんな国家よりも多い。SNSがスタートした2000年代は個人間を結ぶゲリラ的なネットワークの色彩が濃かったが、今や「情報帝国」の様相だ。
 最近の動きは、伝統的な国家権力が、情報帝国を規制する動き、と見えなくもない。
 技術的、法律的に難しい問題は多く、提訴の行方は予断を許さないしかしIT業界やネット社会のあり方に大きな影響を与えるのは間違いない。

◎ 「国家」対「情報帝国」のバトル観る
◎ SNS、ゲリラの匂いは今いずこ

 

◎今週の注目(2020年12月14-20日 &当面の注目)
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・米国で14日、大統領選挙人による投票が行われる。バイデン氏の当選が確定する見込み。
・米国でコロナワクチンの接種が始まる。
・EUと英国の2021年以降の通商関係を決める交渉が続く。FTA合意なしの可能性が高まっている。

 

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