« 2020年47号 (11.16-22 通算1063号)国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆NY株3万ドル超が映す風景ーーカネ余り、IT、コロナ 2020.11.29 »

2020年11月29日 (日)

2020年48号(11.23-29 通算1064号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年11月23-29日
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

◆バイデン政権への移行本格始動、国務長官にブリンケン氏(23日)☆
・大統領選のバイデン氏当確から2週間を経て、政権移行が本格始動した。
・トランプ氏が23日移行手続き開始を容認。各政府機関で作業が始まった。
・バイデン氏は23日外交・安保分野の主要人事を発表した。
・国務長官にブリンケン元国務副長官、安保担当大統領補佐官にサリバン氏を指名した。
・オバマ政権時代の人脈を生かした実務的な布陣だ。
・バイデン氏は欧州など同盟国との連携を強調。国際的指導力回復に意欲を示した。
・パリ協定やイラン核合意復帰、WHOへの復帰の方向も示した。
・トランプ氏26日、12月14日の大統領選挙人投票で敗北すれば退任すると述べた。
・ただ、現時点では敗北を認めず、法廷闘争を続ける。。
・1月20日までは任期とも強調。任期中に独自の政策を進める姿勢も示している

◆NY株3万ドル突破(24日)☆☆
・米国の株価が上昇。NYダウ30種平均は史上初めて3万ドルを突破した。
・2017年1月の2万ドルから4年弱で大台超えした。1万ドル→2万ドルは17年を要した。
・金融・財政緩和による大量の余剰マネーが株価を支えている。
・特に大手IT企業に資金が集中。大手5社の時価総額は4年で3倍になった。
・足元では新型コロナのワクチン開発への期待や、政権移行の指導を好感した。
・現在の株高は実体経済と乖離しているとの見方も強く、バブルのリスクも大きい。

◆イスラエル首相がサウジ極秘訪問情報、イランの核科学者は暗殺か ☆
・イスラエルのメディアなどによると、ネタニヤフ首相が22日サウジを極秘訪問した。
・ムハンマド皇太子と会談した。サウジ訪問中のポンペオ米国務長官も同席した。
・両国に国交はなく、訪問が公になるのは初めて。イスラエルはコメントしていない。
・イスラエルは今年UAEなどと国交を樹立。サウジとの関係が焦点になっている。
・イランでは27日、核科学者のファクリザデ氏がテヘラン近郊で暗殺された。
・ザリフ外相はイスラエルが関与したと発言し報復を宣言した。トルコなども暗殺を批判。
・中東はイランと反イラン陣営の対立が激化している。
・反イランを強化した米国のトランプ大統領の退任を踏まえ、情勢は流動性を増す。

◆コロナ感染確認6000万(26日)
・新型コロナの感染確認者が世界で6000万人を突破した。死者は140万人超。
・欧州では11月中旬から減少し始めたが、米国では増加傾向が続く。
・欧州各国はクリスマスをにらみ、12月から一部で行動規制緩を緩和する予定。
・英国は近くファイザーのワクチン使用を認める。早ければ12月上旬に接種が始まる。

◆マラドーナ死亡(25日)
・サッカーのマラドーナが死亡した。60歳。
・アルゼンチン代表として1986年のW杯優勝に導き、数々の伝説を残した。
・アルゼンチンは25-28日の3日間、全土で喪に服した。大統領は公務を中止した。

   ┌──────────────────────────── 
 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 【株高が映す風景】 米国はじめ世界の株式市場で価格上昇が進んだ。NYダウは24日、3万ドルを突破。2017年1月に2万ドルを超えてから4年弱で大台超えした。(→国際ニュースを切る)

 

 【香港民主派拘束】 香港司法当局は民主活動家の黄之鋒氏ら周庭氏ら3人を収監した。2019年の抗議活動で違法なデモを主催したという容疑。量刑は12月2日に言い渡される。香港では6月末の国家安全法施行以来民主派への締め付けが強まっているが、今回の動きもそうした潮流を裏付ける。

 

 【トランプ政権終盤――中東の波乱要因にも】 トランプ政権終盤の動きから目が離せない。トランプ氏は大統領選の敗北を認めていないものの、バイデン次期政権発足の準備と既成事実化は進んでいる。しかし、トランプ氏は来年1月20日の任期までおとなしくする構え見せず、むしろ公約の実現を急ぐい姿勢だ。
 中でも要注目なのが中東政策。すでにイラクやアフガンの駐留縮小を発表した。こうした動きは、バイデン次期政権の動きを制約しかねない。
 ここに来てきな臭さを増したのがイスラエルやイランを巡る動き。前週、イスラエルのネタニヤフ首相のサウジ訪問が伝えられた。同首相はサウジのムハンマド皇太子と会談、その場にサウジ訪問中のポンペオ米国務長官が同席したという(イスラエル、サウジは公式に認めていないが、閣僚などが事実であると示唆している)。
 米トランプ政権は対イラン包囲網形成のため、イスラエルとUAEやバーレーンの国交樹立を後押しした。こうした流れの仕上げとして、イスラエルとサウジの接近を後押ししていると言われる(ただし、サウジのサルマン国王はパレスチナ問題でパレスチナの肩を持ち、イスラエルとの国交に慎重と伝えられる)。
 さらに28日、イランの核科学者の暗殺が置き、イスラエルの関与が疑われる。「反イラン」や「核開発阻止」の大義の下に暗殺も正当化されるということだろうか。米国の政権交代=中東政策変更=をにらんだ動きとの観測もある。
 確かなことは、米トランプ政権が次期政権へのスムースな移行を優先していないこと。これまでならば大統領選で示されて民意に逆らうような政策はとりにくかった。しかし、今回トランプ氏は、そもそも負けを認めていない。自分の公約の政策を引っ込める要因は働きにくく、波風を立てない政策を選択する配慮は期待できない。
 政権終盤の動向が世界の波乱要因になる。そんな状況の下で世界が動いている。

◎ 暗殺の日常化の報、世界知る
◎ あと2カ月退任指導者世を揺らす

 

◎今週の注目(2020年11月30日-12月6日 &当面の注目)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・引き続きコロナの動きに注目。
・イラン核学者の暗殺を受けた中東情勢の動向に注目。
・米バイデン次期大統領が近く、経済分野の閣僚人事などを発表する。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 incd-club は国際問題に関係する内外のジャーナリストやビジネスマンらのグループです。「国際ニュース・カウントダウン」は、世界のニュースから週刊単位でベスト5を選び、解説したもの。日本のメディアの報道とは異なる視点から、面白くかつ分かりやすく地球を鳥瞰しています。
 ブログは毎週発行のメールマガジンを元に作成しています。
 ------------------------------------------------
 メールマガジンの登録変更・解除は次のアドレスから。(『まぐまぐ』を利用)。
 http://www.mag2.com/m/0000056121.htm
 ------------------------------------------------

 Copyright(c) 2000-2020 INCD-club

 

 

« 2020年47号 (11.16-22 通算1063号)国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆NY株3万ドル超が映す風景ーーカネ余り、IT、コロナ 2020.11.29 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 2020年47号 (11.16-22 通算1063号)国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆NY株3万ドル超が映す風景ーーカネ余り、IT、コロナ 2020.11.29 »

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

ウェブページ