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2020年10月 4日 (日)

2020年40号 (9.28-10.4通算1056号)  by INCD-club

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年9月28日-10月4日
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◆トランプ米大統領が新型コロナ感染(2日)☆☆
・トランプ氏が新型コロナに感染。ワシントン近郊の軍の病院に入院した。
・大統領選まで1カ月の時期。最低2週間は隔離生活を送る。
・集会の開催はもとより、TV討論への直接参加も不可能になった。
・トランプ氏の選挙戦略は抜本見直しを迫られる。
・世論調査では野党民主党のバイデン氏先行で、トランプ氏は一層苦しくなる。
・ホワイトハウスのスタッフや与党共和党の議員なども感染が報告される。
・ホワイトハウスの危機管理の甘さも問われる。
・トランプ氏のコロナ対策には、消極的との批判も強かった。
・大統領選へのインパクトは大きい。世界情勢にも大きな影響を与える。

◆コロナ死者100万人突破(29日)☆
・新型コロナによる死者が、世界で100万人を超えた。
・WHOが3月にパンデミックを宣言してから約半年で大台を超えた。
・死者が多いのは、米国20万、ブラジル14万、インド9万など。
・死者100万人規模以上の感染症は、1918年のスペイン風邪や1968年の香港風邪など以来。
・1日当たり5000-6000人が死亡する状況が、7月中旬頃から続いている。

◆米大統領選TV討論、非難の応酬(29日)☆
・米大統領選の第1回TV討論が、トランプ、バイデン両候補の間で開催された。
・コロナ対策や大統領の資質などがテーマだったが、建設的な議論より非難合戦に終始。
・感情に訴える姿勢が露わになった。
・TV討論はあと2回予定されているが、トランプ氏のコロナ感染で実施方法など流動的。
・米政治の混乱や社会の分断ばかりが鮮明になった印象だ。

◆アルメニア・アゼルバイジャンの紛争拡大 ☆
・アルメニアとアゼルバイジャンの紛争が再燃。拡大している。
・アゼルバイジャン内にあるアルメニア系住民の自治区、ナゴルノ・カラバフを巡る係争。
・27日朝に戦闘が開始。1994年の停戦後最大の衝突になっている。
・米仏ロシアは1日、即時停戦を提案したが、その後も大規模衝突が続く。
・アルメニアは白人系アルメニア人が済み、宗教はキリスト教。
・アゼルバイジャンはトルコ系で、宗教はイスラム教。
・ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャン内にあるアルメニア系住民の自治州。
・今回紛争再編した背景には、トルコによるアゼルバイジャン支援拡大などが指摘される。

◆EU首脳会議、ベラルーシ制裁(2日)
・EU首脳会議はベラルーシへの制裁強化で合意した。
・関係者への資産凍結や移動禁止などの内容。ただし、ルカシェンコ大統領は含まない。
・キプロスが東地中海ガス田開発問題でトルコへの強硬姿勢を要求。賛成の条件とした。
・このため、ベラルーシ制裁決議は当初予定より遅れた。
・ベラルーシ問題は政府と反体制派の対立が続き、先行きは読み難い。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【トランプ大統領コロナ感染の衝撃】 トランプ米大統領が新型コロナに感染。ワシントン近郊の軍の病院に入院した。世界最高の権力者のコロナ罹患は、世界に大きな衝撃を与え、1か月後に迫った大統領選の行方を左右する。(→国際ニュースを切る)

 【コロナ死者100万人】 トランプ大統領のコロナ感染という大ニュースがなければ、当然今週のトップニュースになる重要な動きだ。
 過去の感染症による死者を調べてみると、1918年のスペイン風邪(インフルエンザ)が2000万人程度、1957年のアジア風邪が100万人以上、1968年の香港風邪が50万人以上、1977年のロシア風邪が100万人程度死亡したと推測されているが、いずれも正確な人数などはつかみにくい。
 今後、新型コロナの死者は最終的に100万人より遥かに大きな数字となり、スペイン風邪以来の被害となる可能性が大きいように見える。

 【アルメニア・アゼルバイジャン紛争再燃】 アルメニアとアゼルバイジャンの紛争が再燃した。アゼルバイジャン内にありながらアルメニア人の多いナゴルノ・カラバフ自治州を巡る係争だ。これまでにも何度も紛争を繰り返し、ソ連崩壊後の1994年には泥沼の争いを経験した。それ以来の大規模紛争だ。米仏ロの停戦要請も無視された形で、事態収拾の目途はたっていない。
 アルメニアが白人系のキリスト教徒の国なのに対し、アゼルバイジャンはトルコ系アゼルバイジャン人居住のイスラム国家。国家の規模を見ると、アルメニアは面積約3万平方キロ(九州より少し小さい)、人口300万。アゼルバイジャンは面積9万平方キロ(北海道程度)で人口1000万人だ。ナゴルノ・カラバフは面積4000平方キロ(東京都の2倍)、人口15万人だ。
 今回紛争が再燃した背景には、トルコによるアゼルバイジャン支援拡大も指摘される。民族、言語、宗教、歴史が複雑に絡み合う社会。紛争にそれが反映される。
 
 
◎今週の注目(2020年10月5-11日 &当面の注目)
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・トランプ米大統領の容体に世界の注目が集まる。
・引き続きコロナの動きに注目。
・米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が10月7日に予定されている。
・ノーベル賞各賞の発表が始まる。

 

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