« ◆安倍首相辞任と世界の反応 2020.8.30 | トップページ | 2020年37号 (9.7-13 通算1053号) 国際ニュース・カウントダウン »

2020年9月 9日 (水)

2020年36号 (8.31-9.6 通算1052号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年8月31日-9月6日
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

◆ドイツがロシア反体制派指導者重体事件「毒殺の試み」と断定(2日)☆
・メルケル独首相は、ロシアの反体制派指導重体事件を「毒殺の試み」と断定した。
・独政府は、反体制派指導者に対しノビチョク系の神経剤が使われたと発表した。
・事件は8月20日に発生。反体制指導者のナワリヌイ氏が国内便で意識不明に陥った。
・ドイツなどは同氏の搬送を要求。ロシアがそれに応じた。
・メルケル首相はロシアを非難、事態の解明を求めた。
・ただ、ドイツは一方でロシアから天然ガスの輸入計画を推進している。
・ベラルーシ問題なども絡み、対ロ関係の進め方は難しい問題になっている。

◆チェコ上院議長が台湾総統と会談(3日)☆
・チェコのビストルチル上院議長は1日台湾立法院で演説。3日に蔡英文総統と会談した。
・同氏はゼマン大統領に次ぐナンバー2の立場。国交のない国への訪問は異例。
・総統との会談では、民主主義を守る決意などを確認した。
・中国は動きを批判する一方、外相らが欧州を訪問するなど、対欧関係強化に努める。
・チェコでは大統領が社民党出身で親中。首相は中道の大衆主義政党を率いる。
・上院議長は野党の市民民主党所属。保守、自由、欧州懐疑主義などを特徴としている。

◆コロナ感染確認2500万人、ワクチン開発に様々な動き ☆
・新型コロナ感染拡大は続き、感染確認者は8月末に2500万人を超えた。
・ワクチン開発を巡り、各国で様々な動きがある。
・英アストロゼネカは米国で最終段階の臨床試験を始めた。英などに続く動き。
・英医学誌は、ロシアによるワクチンの初期治験が効果を確認したとの論文を掲載した。
・コロナはインドなど新興国で感染が拡大。欧州のスペイン、仏などでも再拡大している。

◆米大統領選で郵便投票の手続き開始(4日)
・米大統領選の郵便投票用紙の発送が、まずノースカロライナ州で始まった。
・新型コロナ感染の影響で、今回の大統領選は郵便投票が増えそう。
・郵便投票拡大はトランプ大統領に不利に働くと見られ、大統領は警戒を示す。
・不正行為などが発覚した場合には、選挙結果を認めないなど混乱の可能性もある。
・郵便投票は、今回選挙の特徴の1つになる。

◆セルビアとコソボが経済関係正常化で合意(4日)
・旧ユーゴのセルビアとコソボは、経済関係の正常化に合意した。
・セルビアのブチッチ大統領、コソボのホティ首相とトランプ米大統領が文書に署名した。
・コソボは2008年に独立を宣言。セルビアは認めていない。
・ただEUが加盟条件として両者の関係正常化を挙げるため、対話の動きが出てきた。
・今回の経済分野の合意が、全分野の正常化に結び付くかは不明だが、事態は動き出した。
・米国が外交成果誇示のため、仲介を強めている面もある。

   ┌──────────────────────────── 
 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

 

◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 【一服】 前週までに比べると派手な動きが少なかった。

 

 【コロナ禍下の米大統領選】 前週までの民主、共和両党の党大会でトランプ氏とバイデン氏が正式に大統領候補に指名された。大統領選はいよいよ本番に入る。

 新型コロナの感染拡大の影響で、今年の大統領選はこれまでにないことが起こりそうだ。大統領選のキャンペーンはこれまで、大規模集会開催が柱になってきた。米社会にとっては、大統領選が一種のお祭りでもあった。それが今年は様変わり。オンラインによる運動が拡大し、今後実物の集会とのバランスがどうなるか見ものだ。

 郵便投票の拡大も今年の特長。郵便投票はトランプ大統領に不利と見られ、大統領はこれまでも不正投票が多くなるなどと反対の姿勢を示してきた。仮に一部でも不正が発覚した場合、トランプ氏が選挙結果を認めないなどの観測も流れる。2000年の大統領選で、フロリダ州の開票を巡り民主党のゴア氏が共和党ブッシュ(子)氏の勝利を認めず、混乱が続いた歴史がある。似たような混乱が起きない保証はない。

 2016年の大統領選で話題になったフェイクニュースや悪質な情報操作は、形を変えて色々出て来るのは間違いないだろう。

 大統領選は様々な話題を提供し、世界に時代の変化を知らしめる。キャンペーンは佳境に入る。

 ちなみに米国の感染確認者は、9月上旬で600人超。死者は20万人弱だ。

 

◎ 選挙戦ネットのお祭りは熱気欠く
◎ 混乱の予感共有、本番入り
◎ 偽ニュース、コロナまでなら読めるけど 

 

  
◎今週の注目(2020年9月7-13日 &当面の注目)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・引き続き新型コロナの動きに関心。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 incd-club は国際問題に関係する内外のジャーナリストやビジネスマンらのグループです。「国際ニュース・カウントダウン」は、世界のニュースから週刊単位でベスト5を選び、解説したもの。日本のメディアの報道とは異なる視点から、面白くかつ分かりやすく地球を鳥瞰しています。
 ブログは毎週発行のメールマガジンを元に作成しています。
 ------------------------------------------------
 メールマガジンの登録変更・解除は次のアドレスから。(『まぐまぐ』を利用)。
 http://www.mag2.com/m/0000056121.htm
 ------------------------------------------------

 Copyright(c) 2000-2020 INCD-club

 

 

« ◆安倍首相辞任と世界の反応 2020.8.30 | トップページ | 2020年37号 (9.7-13 通算1053号) 国際ニュース・カウントダウン »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ◆安倍首相辞任と世界の反応 2020.8.30 | トップページ | 2020年37号 (9.7-13 通算1053号) 国際ニュース・カウントダウン »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

ウェブページ