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2020年9月30日 (水)

2020年39号 (9.21-27 通算1055号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年9月21-27日
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◆コロナ欧米で感染再拡大、活動制限再導入の動き ☆
・新型コロナは感染拡大が継続。世界の感染者は3300万人超。死者は近く100万人となる。
・欧米で感染が再拡大。スペインや仏英は、新たな行動規制を導入した。
・スペインは21日からマドリードで通学などを除く外出制限を再開。
・英国は24日からパブやレストランの営業を制限した。
・米国では22日、死者が20万人を超えた。
・新規感染者は足元インドで最も急速に拡大している。

◆米最高裁判事後任に保守派のバレット氏指名(26日)☆
・トランプ米大統領は最高裁判事の後任に保守派のエイミー・バレット氏(48)を指名した。
・先に死去したリベラル派のギンズバーグ氏の空席を埋める人事。
・就任には上院の承認が必要になる。上院は与党共和党が多数を占める。
・野党民主党は、新判事は新大統領が指名すべきだと主張し、政権と対立する。
・最高裁判事は、現在保守派5、リベラル3、欠員1の状況。
・バレット氏が就任すれば、保守派6対リベラル3になる。
・最高裁判事の任期は終身。判決は米社会の行方に大きな影響を及ぼす。

◆国連総会首脳演説、ビデオで実施(22日)
・国連総会の一般討論演説が始まり、各国首脳がビデオで参加した。
・トランプ米大統領は新型コロナ問題で、中国の初期対応などを批判した。
・習近平中国国家主席は、多国間主義重視を強調。米国との違いをアピールした。
・習氏は2060年までにCO2の排出を実質ゼロにする目標も明らかにした。
・今年は国連創設75周年にあたり、国連の役割が改めて問われている。
・コロナ禍下のビデオ中心の総会は、新しい形の国連外交の舞台となっている。

◆米裁判所がウィ―チャット禁止を差止め(19日)
・カリフォルニアの連邦地裁は、ウィ―チャットを巡る大統領令を一時差し止めた。
・トランプ氏は8月6日の大統領令で、中国のテンセントの対話アプリの提供を禁じた。
・ウィ―チャットの利用者が構成するNPOが、米政権を提訴していた。
・判決は暫定的な判断として原告の訴えを認め、大統領の執行を一時的に差し止めた。
・トランプ政権はウィ―チャットから個人情報が中国に流れているとして提供を禁止した。
・ワシントンの地裁は27日、動画配信アプリTikTokの配信禁止令を一時差し止めた。
・TikTokを巡っては米政権による差止命令と、オラクルなどによる提携交渉が並走する。
・ウィーチェット、TokTokいずれも、司法の判断が問題の行方を左右する状況だ。
・米中ハイテク摩擦におけるトランプ政権の強硬姿勢が、司法の壁に直面した格好だ。

◆米大統領選、投票後の混乱の懸念
・米大統領選を巡り、投票後の混乱への懸念が広がっている。
・トランプ大統領はかねて郵便投票で不正が行われる可能性があると表明。
・23日には、選挙結果で敗れた場合に円滑な政権移行を行うかとの質問に確約を避けた。
・民主党は批判。与党共和党内からも、円滑な移行を求める発言が出ている。
・米大統領選は2000年のブッシュvsゴアの争いで、開票を巡り法廷闘争が1カ月続いた。
・今回の選挙でも、開票を巡る混乱や法廷闘争を予測する見方がすでにある。
・大統領選の話題は政策論争より、こうした問題で盛り上げっている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【ビデオの国連総会】 国連総会の一般演説が行われ、各国首脳ビデオメッセージを流した。これまでとは様変わりの会議方式。新型コロナの流行で世界の風景が変わっているが、「ビデオの国連総会」も変化の象徴的な場面の1つだ。
 世界各国の首脳は毎年この時期になるとNYに集合。国連を舞台に首脳外交を繰り広げてきた。
 昨年は米国と対立するイランのロウハニ大統領が国連総会に出席、米政府首脳や交換との接触があるかどうかが注目された(結局、最高レベルでの接触はなかった模様)。
 総会での演説より、会場外での2国間交渉や、秘密交渉に注目が集まるーーこれが従来の常識だった。
 ビデオ会議ではこうした動きを望むべくもない。今年の総会が話題に乏しかったのも、当然と言えば当然だ。
 コロナ禍後の世界では、ビデオによる会議やテレワークが定番になりつつある。世界の最高峰の会議である国連総会一般演説も例外ではない。ビデオの国連総会は、新常態下の年中行事になっていくのだろうか。
 ここで失われた首脳外交の機能は、どこで担われることになるのか?新たな混乱は生じないのか?世界の変化を追う上で、注視すべき点は多い。

◎ 外交の舞台装置が変わる秋
◎ コロナ来て年中行事の棚卸し 

 
◎今週の注目(2020年9月28日-10月4日 &当面の注目)
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・新型コロナによる死者が100万人を突破する見込み。引き続きコロナの動きに注目。
・米大統領選の第1回のテレビ討論会が29日に行われる。討論がどう進み、異例の大統領選にどう影響するか。興味深々だ。
・EU首脳会議が10月1-2日に開催される。当初9月24-25日の予定を延期した。対トルコ、対中国などの対外問題や、デジタル戦略などを協議する。

 

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