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2020年4月20日 (月)

2020年16号 (4.13-19 通算1032号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2020年4月13-19日
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◆世界経済、IMFが2020年マイナス3%予測(14日)☆
・IMFは2020年の世界経済の成長がマイナス3%になるとの予測を発表した。
・新型コロナウイルス流行で各国の経済活動が低迷するため。
・マイナス成長は世界金融危機後の2009年(マイナス0.1%)以来。
・3%もの大幅減少は、世界恐慌時の1930年代以来になる。
・米国は-7.9%、ユーロ圏は-7.5%、中国は+1.2%、日本は-5.2%と見込む。
・予測は感染拡大が4-6月に最悪期を超えるとの前提に立つ。
・その場合、2021年には5.8%成長にV字回復すると予測する。
・ただし、感染拡大が長引くと2021年もマイナス成長に陥る。
・コロナ感染が世界経済に深刻な影響を与えていることを如実に物語る。

◆中国の1-3月成長、マイナス6.8%(17日)☆
・中国の1-3月のGDP成長は、前年比マイナス6.8%だった。
・前4半期(2019年10-12月)のプラス6.0%から大幅に落ち込んだ。
・工業生産、小売り、輸出など主要指標が軒並み下落した。コロナの影響。
・4半期のマイナス成長は、比較可能な統計のある1992年以来初めて。
・通年では1976年にマイナス成長(-1.6%)を記録している。

◆韓国総選挙、与党が圧勝(15日)☆
・総選挙が行われ、文在寅大統領与党(革新系)の「共に民主党」などが圧勝した。
・300議席中180議席を獲得した。選挙前は128議席だった。
・文政権のコロナ感染への対応が評価された。
・革新系の与党が過半数を制したのは2004年以来16年ぶり。
・文大統領の任期はあと2年だが、求心力が高まった。

◆米欧で経済活動一部再開の動き
・米欧が経済活動の一部再開へ動き出した。
・トランプ米大統領は16日、経済活動を3段階で再開する指針を発表した。
・感染者が少ない地域から再開可能とする。判断は州知事が行う。
・テキサスやフロリダ州は17日、店舗再開を認めると発表した。
・NY州などは規制を維持する構え。
・ドイツは15日、中小規模の店舗の再開を認めると発表した。20日から。
・スペインやイタリアも一部企業活動の再開を認めると発表した。
・フランスは13日、従来の厳しい措置の延長を発表。対応は割れる。
・経済活動再開で感染拡大リスクが再度高まるとの見方もあり、判断は難しい。

◆コロナ感染200万人(15日)☆
・新型コロナウイルスの確認感染者数が200万人を超えた。
・米国が70万人、西伊仏独英が10-20万人、中国8万人と続く。
・死者は15万人を超えた。
・スペインなどは拡大のピークを超えたとの見方もある。
・一方で、シンガポールなどでは再び増加を記録している。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【マイナス成長】 IMFが2020年の経済成長見通しを発表した。標準シナリオはマイナス3.0%との予測だった。コロナ感染拡大後、世界各地で経済活動がとまっているのを見れば、マイナス成長予測は「そうだろうな」と頷ける。しかし、公式の数字を示されると、事態の深刻さを改めて認識する。

 世界経済のマイナス成長はリーマン・ショック後の2009年以来11年ぶりだが、3%もの落ち込みとなると世界恐慌期の1930年代の以降だ。

 予測は2021年にはV字回復を見込んでいるが、これはコロナ感染が2020年前半で収束に向かうことを前提としたもの(経済は4-6月が最悪)。感染拡大が長引けば、2年連続のマイナス成長もあり得る。事態は相当深刻だ。

 中国の1-3月の成長率は、前年比マイナス6.8%と、前4半期(2019年10-12月)のプラス6.0%成長から大幅に落ち込んだ。こちらも4半期ベースのマイナス成長は現統計を遡れる1992年以降で初めて。マイナス成長は1976年以来で、「歴史的」な数字だ。

 米国では3月中旬から4月11日までの4週間で、失業保険申請者が2200万人に達した。米失業率は3%台と歴史的低水準を誇っていたが、一気に10%を超えるのは確実。20%近くなるという悲観的な予想もある。不況が長引き失業が拡大・高止まりすれば、社会の安定も危うくなる。

 リーマン・ショックの時は「100年ぶりのショック」と懸念された。しかし膨大な財政支出と金融緩和、そして幸運に支えられ、恐慌入りは何とか回避した。

 今回の危機は、コロナ感染の行方がどうなるかでシナリオも変わる。感染防止、経済政策両面からの注意が欠かせない。

◎ 巣ごもりやマイナス成長のニュース聞く
◎ 「大恐慌以来」が誇大に聞こえない 

 

◎今週の注目(2020年4月20-26日 &当面の注目)
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・引き続き、新型コロナ関係の動きに関心。

 

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