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2019年11月18日 (月)

2019年46号 (11.11-17 通算1010号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年11月11-17日
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◆米議会がウクライナ疑惑で公聴会開始(13日)☆
・下院情報特別委は、トランプ大統領のウクライナ疑惑に関する初の公聴会を開いた。
・元ウクライナ代理大使と国務次官補代理が証言に立った。
・トランプ氏がバイデン元副大統領の疑惑捜査を支援の条件にした疑いなどが論点。
・両氏は疑惑の認識を抱いたとの証言をした。大統領との直接対話は含まれない。
・疑惑に関しては下院が9月に大統領弾劾の調査を開始すると決定。公聴会に至った。
・11月中旬までに合計11人が証言に立つ予定。
・野党民主党は、公聴会により疑惑に対する世間の関心を盛り上げる戦略。
・世論調査では、大統領弾劾訴追への賛否は2分している。
・米政治は来年11月に向け大統領選ムードに入っている。
・ウクライナ疑惑はそれに大きな影響を及ぼす要素。米政治の行方を左右し続ける。

◆ボリビア大統領が辞任・亡命 ☆
・モラレス大統領が10日辞任を表明。メキシコに亡命した。
・10月の大統領選での不正疑惑に抗議が拡大。軍が辞職を求めた。
・辞任表明後、継承順位上位の副大統領や上下院議長は相次ぎ辞職を表明。
・野党のアンェス上院副議長が12日、暫定大統領に就任した。
・モラレス氏は亡命後、軍によるクーデターだったと批判した。
・同氏は2005年の選挙で初の原住民出身者大統領に当選。2006年就任した。
・反米・左派の姿勢で、資源の国有化などを実現。貧困対策を推進した。
・2019年10月の大統領選で4選を果たしたが、開票を巡り不正疑惑が浮上した。
・メキシコやアルゼンチンなど中南米の左派政権は同氏支持を打ち出した。
・一連の動きには真相が不明な点も多く、今後の行方は不透明だ。

◆スペイン総選挙、与党勝利も過半数届かず(10日選挙)☆
・やり直し選挙が行われ、与党社労党(中道左派)が第1党を維持した。過半数には未達。
・定数350のうち120を確保した。最大野党国民党(中道右派)は88。
・社労党は急伸左派ポデモス(35)と連立政権樹立への基本合意を結んだ。
・ただし両党合わせても過半数には届かず、連立政権発足のめどは立っていない。
・4月の総選挙でも社労党が第1党になったが連立政権樹立に失敗。再選挙になった。
・今回も同じ構図で、政治の混乱が続く可能性がある。
・極右・反移民のボックスが52議席を獲得。第3党に伸長した。

◆香港情勢緊迫、中国主席が強硬姿勢 ☆
・中国の習近平国家主席は14日、抗議活動を徹底的に取り締まる姿勢を表明した。
・BRICS首脳会議出席で滞在中のブラジルで語った。
・抗議活動が法治と社会秩序を破壊していると批判。香港当局の取締りを支持した。
・香港の林鄭月娥行政長官は先立つ11日、強硬姿勢を改めて強調した。
・現地では抗議活動と警察隊との衝突が継続。
・中国の人民解放軍の香港駐留部隊も市内で清掃活動をするなど存在感を誇示する。

◆トルコはIS戦闘員の欧米への送還開始(11日)☆
・トルコは拘束してきた欧米出身「イスラム国」(IS)戦闘員の送還を開始した。
・ドイツや米国などに送り返した。
・ISには欧米などから4万人以上が参加したとされる。トルコは1200人を拘束した。
・欧州各国は戦闘員の国籍を剥奪するなど、概して受け入れに消極的だ。
・EUはトルコによるシリア北部攻撃を批判。キプロス沖のガス田開発でも対立する。
・こうした情勢下で、トルコは戦闘員送還で欧州に圧力をかけた面がある。
・米欧とトルコの関係は、経済や安保、難民、テロ対応などが複雑に絡み合う。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【ウクライナ疑惑】 トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る下院の公聴会が13日始まった。高官らが証言に立ち、過去の経緯などを明らかにした。米メディアは連日派手に取り上げ、公聴会はさしずめ劇場のよう。2020年の大統領選をにらんだ政治ショーの色彩も濃い。(→国際ニュースを切る)

 【重要ニュース】 トップ5以外にも重要な動きが多かった。スリランカ大統領選(16日)では前大統領の弟で野党候補のゴタバヤ・ラジャパクサ元国防次官(70)が当選した。親中国の政策を進める可能性がある。サウジアラビアの国営石油会社アラムコは17日、12月に予定するIPOの売り出し規模と目標価格を発表した。最大256億ドルの調達を目論む。2014年のアリババグループの上場時を超え、世界最大を目指す。BRICS首脳会議が13-14日にブラジルで開かれ、米国の保護貿易を批判。結束をアピールした。

 

◎今週の注目(2019年11月18-24日 &当面の注目)
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・香港情勢が緊迫度を増している。いつ大規模な流血事態があってもおかしくない。
・ローマ法王フランシスコが23-26日、日本を訪れ、広島や長崎も訪問する予定。どんなメッセージを発するか。

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