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2019年11月10日 (日)

2019年45号 (11.4-10 通算1009号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年11月4-10日
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◆ベルリンの壁崩壊から30年(9日)☆
・ベルリンの壁崩壊から30年が経過した。
・ベルリンではメルケル首相や東欧首脳が参加し記念式典が開かれた。
・壁崩壊で東西冷戦が終結。欧州は分断→再統合が進んだ。
・世界的には東西2陣営の対立→世界一体のグローバル化が進展した。
・冷戦終了時は民主主義や自由経済の勝利がうたわれた。
・しかし2008年のリーマン・ショックは資本主義の問題点を突き付けた。
・欧米におけるポピュリズムの台頭など、民主主義も揺らぐ。
・ポスト冷戦の帰還を通じ、地域紛争やテロなどが世界を揺るがす。
・30年の節目は、世界のあり方に新たな疑念を突き付けている。

◆RCEP年内合意見送り(4日)☆
・日中印や東南アジア16カ国はRCEPの首脳会議を開催した。
・RCEPの年内合意を断念し、来年に先送りした。
・関税撤廃など巡りインドが譲歩に応じなかった。
・RCEPは2013年から交渉開始。自由貿易圏の創設などを目指す。
・ASEAN+3にインドなどを加える事で、中国の影響力突出を防ぐ政治的狙いもある。
・世界的に保護主義的な傾向が強まる。RCEP見直しはそうした中で決まった。

◆香港抗議活動で初の死者、混迷続く(8日)☆
・抗議活動の最中に立体駐車場から転落し負傷した学生が死亡した。
・香港科技大に通う22歳の男子学生。
・抗議活動に直接関係する死者は、6月に運動が始まってから初めて。
・10日にはSNSの呼びかけで追悼集会が開かれた。
・抗議活動参加者の一部は過激化し、地下鉄施設の破壊などを行った。

◆米がパリ協定離脱(4日)
・米国は地球温暖化のパリ協定離脱を国連委正式通告した。
・同協定は2016年11月に発効。3年経過の4日から離脱手続きが可となった。
・実際に離脱するのは2020年11月になる。
・トランプ米大統領は2017年に協定離脱を表明していた。
・大統領選へ民主党候補は協定再加盟を訴えており、選挙でも争点となる。
・米国は世界2位の温暖化ガス排出国。離脱となれば影響は大きい。

◆ホルムズ海峡の有志連合始動(7日)
・ペルシャ湾・ホルムズ海峡で米主導の有志同盟が7カ国で活動を始動した。
・タンカーなど民間船舶の安全を確保する狙い。
・参加国は米国の他、英国、豪州、サウジ、バーレーン、UAE、アルバニア。
・米は当初数十国の参加を目指したが、規模は縮小した。
・今年前半、ペルシャ湾航行中のタンカーへの攻撃が相次いだ。
・これを受けて米国は、融資連合の結成を訴えていた。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【ベルリンの壁30年】 ベルリンの壁崩壊から9日で30年を経過。ベルリンで記念式典が開かれた。30年と言えば1世代。世界の変化を振り返るのに良い機会だ。(→「国際ニュースを切る」)

 【米中貿易戦争】 米中貿易戦争を巡り、両国の駆け引きが続く。中国は7日、発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表した。これに対しトランプ米大統領は8日、「合意していない」と述べた。

 【イラン核問題】 イランは6日、中部フォルドゥの施設でウラン濃縮再開の準備に着手した。米国が核合意から離脱し、対イラン制裁を復活したことへの対抗措置の第4弾。中東では各地で紛争や緊張が表面化しているが、イラン情勢は最重点で警戒が必要な案件の1つだ

 

◎今週の注目(2019年11月11-17日 &当面の注目)
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・スペイン総選挙が10自治実施された。11日には結果判明する。
・米議会が13日、ウクライナ疑惑で公聴会を開く。民主党は大統領弾劾をターゲットに据える。展開から目が離せない。

 

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