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2019年9月 8日 (日)

2019年36号 (9.2-8 通算1000号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年9月2-8日
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◆英議会、離脱延期の法案を可決、Brexitの行方なお不明(6日)☆
・英議会はEUとの交渉が不調の場合、10月末離脱の延期要請を義務付ける法案を可決した。
・ジョンソン首相の主張する10月末の合意なし離脱を防ぐ内容。
・10月19日までに合意できない場合、離脱の3か月延長要請を義務付ける。
・下院は4日、上院は6日に承認した。野党労働党や保守党の残留派などが賛成した。
・首相は下院の法案可決後に解散を求めたが、必要な3分の2の支持を得られなかった。
・ジョンソン首相は再度解散を求めるなど対抗策を打ち出して来る可能性がある。
・首相は合意なしでも10月31日に離脱すると主張してきた。
・議会の抵抗を抑えるため、9月上旬-10月中旬の議会を閉会する奇策に出た。
・これに対し議会が法案のスピード可決+解散拒否で対抗した形だ。
・ただし、英国が延期を求めてもEUが承認するかは不明。Brexitの行方は不透明だ。

◆香港政府、逃亡犯条例案を撤回、抵抗はなお続く(4日)☆
・政府は刑事事件容疑者の中国引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を撤回した。
・林鄭月娥・行政長官が表明した。
・香港では条例案を巡り6月から大規模な抵抗運動が続く。
・この間、100-200万人規模のデモが3回発生。空港閉鎖などの影響が出ている。
・政府は譲歩で事態の収拾を狙っている。
・ただ若者らは条例案撤回→民主選挙などに要求を広げており、なお運動を続ける構え。
・香港の緊張は続き、今後どう推移するか予断を許さない。

◆イタリアで新連立政権、5つ星と民主党(4日)☆
・左派ポピュリズムの五つ星運動と中道左派・民主党の連立政権が発足。
・コンテ首相はマッタレッラ大統領に閣僚名簿を提出し、首相に再任された。
・外相には5つ星のディマイオ党首が就任した。
・新連立政権は親EUの姿勢。難民政策でもEUと協議する方針。
・同国では5つ星と極右・同盟の連立政権が崩壊。連立組替えの新政権となった。
・5つ星と民主党はこれまで激しく対立してきた。政権運営に不安も残る。

◆ドイツ地方選で極右が伸長(1日投票)
・旧東独のザクセン州とブランデンブルク州で州議会選挙を実施。
・極右のAfDが躍進し、どちらの州でも第2党になった。
・ザクセンでは中道保守のCDU、ブランデンブルクは社民党に次いだ。
・CDU、社民党は両州で得票率を大きく落とし、退潮に歯止めがかからない。
・社民党内では大連立政権から離脱の主張も強まっている。

◆アルゼンチン資本規制導入、通貨危機懸念強まる(1日)
・アルゼンチンは外貨購入を制限する規制を導入した。
・1か月あたり1万ドル以上の外貨購入には許可を必要とする。
・企業の外貨購入も許可制とする。通貨ペソの下落を防ぐ目的。
・大統領選の予備選で左派系候補がリードしたのを契機にペソは下落。
・マクリ政権は8月末、対外債務の返済猶予を求めた。
・右派のマクリ大統領は大統領選劣勢を受け、バラマキ的政策の色彩を強める。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【1000号】 INCDは2000年7月8日に第1号を発行して以来、1000号を迎えました。皆様のご愛読に感謝いたします。

 【約20年の変化】 第1号から20年弱を経過した。この間の世界の変化は予想し難いものだった。(→「国際ニュースを切る」)

◎今週の注目(2019年9月9-15日 &当面の注目)
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・英国の議会が9日の週から10月13日まで閉会する。議会による「合意なし離脱拒否」「離脱延期要請の義務付け」の決議を経て、ジョンソン首相がどう動くか。行方は見通し難い。

 

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