« ◆香港の抗議デモと世界への問いかけ 2019.6.16 | トップページ | 2019年26号 (6.24-30 通算990号) 国際ニュース・カウントダウン »

2019年6月23日 (日)

2019年25号 (6.17-23 通算989号) 国際ニュース・カウントダウン

 

国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年6月17-23日
 

◆イランが米偵察機撃墜、米は攻撃を直前に撤回(20日)
・イラン革命防衛隊は米国の無人偵察機を領空内で撃墜したと発表した。
・米国は領空侵犯はしていないと反論。対立が深まった。
・米国は同日夜、イランへの軍事攻撃を計画。実施10分前に中止した。
・トランプ大統領がツイッターで明らかにした。
・米のイラン核合意離脱(2018年5月)以来、米・イラン関係は緊張が高まる。
・6月13日にはホルムズ海峡付近でタンカー2隻が攻撃を受け、米は中東増派を決めた。
・ボタンの掛け違いから戦闘勃発の懸念が高まっている。

◆トランプ大統領が再出馬表明(18日)☆
・トランプ米大統領(73)が2020年大統領選への出馬を表明した。
・フロリダ州オーランドで開いた集会で演説した。
・スローガンはKeep America Great(前回はMaka America Great Again).
・中国に対しては厳しい姿勢を強調した。
・民主党は23人が立候補を表明。テレビ討論会が始まり、候補者選別が本格化する。
・トランプ氏再選のカギは、景気好調が続くかにかかるとの見方も多い。

◆習近平主席が訪朝(20-21日)☆
・中国の習近平氏が北朝鮮を公式訪問。金正恩委員長と会談した。
・核問題などを協議。習氏は米朝協議を呼び掛けた。
・中国国家主席の北朝鮮訪問は14年ぶり。市民を動員し大規模な歓迎ぶりを演出した。
・習氏は28-29日のG20に合わせた米中首脳会談をにらみ、北朝鮮カードを誇示した。

◆香港当局、逃亡犯条例の廃案、抗議は継続(18-21日)☆
・林鄭月娥行政長官は18日「逃亡犯条例」改正を巡る動きについて謝罪した。
・政府は21日条例改正作業を中止し、廃案を受け入れると認めた。報道官が表明した。
・しかし学生らの抗議活動は続いており、事態が収拾するかは不透明だ。
・条例を巡っては市民らが9日と16日に各100万、200万人規模のデモを展開。
・行政長官は15日に審議延期を発表したが、反対派は抗議を継続していた。
・条例の改正は香港で捉えた犯人を中国本土などに引き渡せるようにする内容。
・民主派は香港に対する中国の支配がさらに進むとし、反対運動を展開している。

◆FBが仮想通貨(18日)
・米フェイスブックは、仮想通貨を使った金融サービスを2020年に始めると発表した。
・「リブラ」という仕組みで、米ビザやマスターカード、イーベイやウーバーなどが参加。
・ドルやユーロと一定比率で交換できる「ステーブル・コイン」とする計画。
・FBは世界で27億人のユーザーを抱え、それを土台に普及を目指す。
・各国当局はマネーロンダリングや安全性で疑問を呈し、実現までには曲折もありそう。
・ただ仮想通貨の利用が様々な形で広がっていく流れは定着。規制のあり方も問われる。
・FBの計画がインパクトを与えることは間違いない。

   ┌──────────────────────────── 
 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

 

◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 【イラン情勢緊張高まる】 イラン情勢を巡る緊張が一気に高まった。同国の革命防衛隊は20日、米国の無人偵察機を撃墜した。米国は反発しイラン攻撃を計画。一度は攻撃にOKが出たという(攻撃は10分前にトランプ大統領が中止を命じた=大統領がツイッターで表明)。
 事件には分からない部分が残る。イランは偵察機を領空内で撃墜したと主張するが、米国が公海上と主張する。真相は明確になっていない。米軍によるイラン攻撃は、イラン側に150人の死者が出るという予測を聞いてトランプ大統領が中止を命じたと伝えられる。しかし実際に誰がどんな計画を策定し、どういう経緯で実施寸前→中止に至ったのか。はっきりした説明はい。
 仮に攻撃が実現されれば、イラン側が様々な形で報復。戦火の拡大も想像された。今回のような形で戦争が始まるとすれば、あまりにも行き当たりばったりという感じがする。
 偶発的な戦争が起きるリスクは世界各地にある。世界最大の兵力を誇る米国がトランプ大統領の時代になり、そのリスクは一層拡大した。よく認識しておかなければならない。

 

 【トランプ氏の再選出馬】 トランプ氏が18日、2020年の米大統領選への出馬を表明した。フロリダ州での集会で訴えた。キャッチコピーは”Keep America Great." 第1期キャンペーンのコピー(Make America Great Again)と異なるが、米国第1主義を強調するところは変わらない。
 トランプ氏の出馬表明で、今後の米政治は大統領選にらみの要素がますます強まる。上記イランに対する攻撃の最終局面での中止も、大統領選への影響を考えた決断だった、との解説が流れてる。米大統領選が世界情勢を左右。そんな季節に入ってきた。

 

◎ 戦争の間際にいたよ、とツイッター
◎ 戦火切れ!根拠は後から探すもの 

 

◎今週の注目(2019年6月24-30日 &当面の注目)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・G20首脳会議が28-29日に大阪で開かれる。会議に合わせて米中首脳会談が行われる。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 incd-club は国際問題に関係する内外のジャーナリストやビジネスマンらのグループです。「国際ニュース・カウントダウン」は、世界のニュースから週刊単位でベスト5を選び、解説したもの。日本のメディアの報道とは異なる視点から、面白くかつ分かりやすく地球を鳥瞰しています。
 ブログは毎週発行のメールマガジンを元に作成しています。

 ------------------------------------------------
 メールマガジンの登録変更・解除は次のアドレスから。(『まぐまぐ』を利用)。
 http://www.mag2.com/m/0000056121.htm
 ------------------------------------------------

 Copyright(c) 2000-2019 INCD-club

 

 

« ◆香港の抗議デモと世界への問いかけ 2019.6.16 | トップページ | 2019年26号 (6.24-30 通算990号) 国際ニュース・カウントダウン »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ◆香港の抗議デモと世界への問いかけ 2019.6.16 | トップページ | 2019年26号 (6.24-30 通算990号) 国際ニュース・カウントダウン »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

ウェブページ