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2019年4月22日 (月)

2019年16号 (4.15-21 通算980号) 国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年4月15-21日
 

◆ノートルダム寺院で火災(15日)☆

・パリ中心部のノートルダム寺院で大規模な火災が発生した。
・尖塔や屋根が焼失した。文化財の多くは運び出されて無事だった。
・関係者は事故の可能性が大きいとみている。
・同寺院は仏カトリック信仰の中心。1163年に着工し200年かけて完成した。
・18世紀のフランス革命時に破壊されたが、その後再建された。
・1991年にユネスコの世界文化遺産に指定された。
・観光の名所で、年間1300万人が訪問している。
・マクロン大統領は5年以内に再建したいと語った。見通しは不明。
・文化的な損失であるのみならず、精神、社会的影響も大きい。

◆インドネシア大統領選、ジョコ氏再選(17日)☆

・大統領選が投開票され、現職のジョコ氏が勝利宣言した。
・民間調査機関によると、ジョコ氏の得票は55%。
・プラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官を大きく上回った。
・2014年からの第1期の期間中、5%程度の安定成長を維持。国民の支持を得た。
・経済成長の維持、改革の推進などが課題になる。

◆スリランカでテロ、200人以上死亡(21日)☆
・スリランカ各地で爆破テロが発生。200人以上が死亡した。
・最大都市コロンボにある高級ホテル3か所と、東部、西部などの教会3つ。
・爆発はいずれも現地時間正午前後に起き、計画的犯行とみられる。
・スリランカ政府は事件をテロと断定。
・犯人はまだ不明だが、外国人客やキリスト教徒を狙った可能性がある。
・同国では1980年代-2009にシンハラ人とタミル人が内戦。7万人が死亡した。
・2009年に和平が成立したのち、経済発展が軌道に乗り始めたところ。

◆鴻海の郭董事長が台湾総統選出馬表明(17日)☆
・鴻海の郭台銘董事長(68)が台湾総統選出馬を表明した。
・国民党の予備選に出る。2020年1月の総統選で当選を目指す。
・同社は電子機器の受託製造(EMS)で世界最大。中国国内に多数の拠点を持つ。
・郭氏は中国の習近平国家主席との距離の近さでも知られる。
・世論調査では、郭氏の支持率が蔡英文総統を含め他の候補を上回る。
・出馬の影響は中台関係、鴻海の経営など様々な方面に及ぶ。

◆ロシア疑惑の報告書を公表(18日)☆
・米司法省はロシア疑惑に関するモラー報告書を公表した。
・3月下旬にバー司法長官に提出したもの。
・全体448ページで、プライバシーなどにかかわる部分を黒塗りした。
・トランプ氏の捜査妨害についてモラー氏は有無を判断しなかった。
・バー氏は18日、捜査妨害について「証拠不十分」と述べた。
・野党民主党は議会で疑惑追及を強化する姿勢。
・ロシア疑惑はモラー報告で一つの節目を超えたが、まだくすぶる。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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寸評:of the Week

 【北アイルランドの不安】 北アイルランドのロンドンデリーで18日夜に暴動が発生。取材していた女性記者が撃たれて死亡した。カトリック系の過激派新IRA(かつての過激派IRA=アイルランド共和軍=から分離した組織)の関与を疑い、捜査している。
 北アイルランドは英国のEU離脱(Brexit)の最大の焦点になっている地域。現在の北アイルランドと南部のアイルランド間の移動は、EUの自由移動の原則に従って完全に自由。1998年の北アイルランド和平も、それを前提に合意された。
 しかし英国内の強硬離脱派は、EUのルールに縛られない完全な国境管理権の復活を主張している。仮にBrexitで「目に見える」国境が復活すれば、和平の大前提が揺らぐ。
 北アイルランドのプロテスタント系とカトリック系の住民の対立は、歴史的に根深い。いまだに来事の底では憎しみあっている住民も少なくない。
 Brexitで紛争再燃の懸念が生じるとは、これまでも度々指摘されてきた。しかし、今回のような事件が起きると、不安げ現実のものにならないか、本当に心配になってくる。

◎ 離脱派がなぜか語らぬ和平維持
◎ 焦燥が焦眉に変わる弾一発

 【重要なニュース】 ベスト5以外にも重要なニュースが多数。アップルとは16日、スマホの知的財産を巡る紛争で米クアルコムと和解。5Gの半導体で主導権を握る同社と関係修復した。ウクライナの大統領選決選投票が21日行われた。新人のタレント候補、ゼレンスキー氏が優勢。フィンランド総選挙(14日)で極右のフィン党が第2党になった。

 

今週の注目(2019年4月22-28日 &当面の注目)

・エジプトで憲法改正を問う国民投票が20-22日に実施される。大統領の任期延長などを盛り込んだもの。会見が実現すれば、2014年に就任したシシ大統領は2030年までの在任が可能になる。
・スペイン総選挙が28日に行われる。
・北朝鮮の金正恩委員長が4月下旬にロシアを訪問。プーチン大統領と会談する。

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