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2019年3月31日 (日)

2019年13号 (3.25-31 通算977号)国際ニュース・カウントダウン

 
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年3月25-31日
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◆ロシア疑惑、トランプ大統領の罪認めず(24日)☆
・バー司法長官はロシア疑惑に関する調査結果の概要を公表した。
・モラー特別検察官がまとめた報告書に基づく。
・2016年大統領選でトランプ陣営がロシアと共謀した証拠はないとした。
・トランプ氏の捜査妨害の容疑は、バー氏が証拠不十分と結論付けた。
・野党民主党はモラー報告の全文公開を要求。議会で疑惑追及を進める。
・ただ大統領弾劾の動きは後退する可能性が大きい。
・NYタイムズなどのメディアもトランプ氏の勝利と報じた。
・ロシア疑惑は終結したわけではないが、大きな節目を超えた。

◆英のEU離脱、混乱のまま4月へ、合意なき離脱の懸念拡大(29日)☆
・英下院は29日、メイ首相が示したEUからの離脱協定案を否決した。否決は3回目。
・この結果、英国は4月12日にEUからの離脱を迫られる。
・EUや英国では、合意なき離脱の可能性が高まったとの見方が増えている。
・英の離脱期日は、離脱協定承認なら5月22日、ダメなら4月12日に設定された。
・メイ首相は27日、可決なら辞任すると表明したが、効果がなかった。
・議会では27日、首相の離脱案に代わる案の投票が行われたが、全て否決された。
・EU各国首脳は合意なき離脱への備えを促すメッセージを改めて発し始めた。

◆トルコ通貨・株が急落、新興国に波及(27、28日)☆
・トルコ・リラや株式が急落。市場を揺さぶっている。
・リラは22日に対ドルで6%下落。これに対し政府は取引規制などを導入した。
・その結果、海外資金の売りは株式市場に向かい、株価は27日に6%急落した。
・28日には再びリラが下落した。
・動揺は他の新興国にも波及。アルゼンチンペソやブラジルレアルが下落した。
・昨年8月にはトルコ・ショックが新興国市場を揺さぶった。
・動揺の拡大を懸念する向きもある。

◆欧州・中国首脳が会談(26日)☆
・習近平中国主席はパリでEUと仏独首脳と会談した。
・マクロン仏大統領、メルケル独首相、ユンカー欧州委員長の3人。
・マクロン氏は中国に対し、EUの結束を尊重して対応するよう要請した。
・中国は先にイタリアと、一帯一路で協力する覚書を締結。切り崩しを図った格好。
・EUは、中国企業による欧州ハイテク企業買収なども警戒する。
・一方で、対米関係や経済関係強化など、欧州と中国の立場が一致する分野も多い。
・欧州・中国関係は複雑な利害関係を抱えた状況で進展している。

◆米がゴラン高原「イスラエル主権」宣言に署名(25日)☆
・トランプ米大統領は、ゴラン高原がイスラエルの主権とする宣言に署名した。
・ネタニヤフ・イスラエル首相との会談の席で実行した。
・米国は前週(21日)、イスラエル主権を認めると表明した。
・国連や欧州諸国、中ロなど国際社会は反対を表明したが、米は意に介さなかった。
・トランプ政権による既存の国際秩序無視の事例がまた一つ増えた。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【ロシア疑惑報告書】 米トランプ政権のロシア疑惑を巡るモラー特別検察官の調査が終了。報告書をまとめてバー司法長官に提出し、長官は24日概要を公表した。内容をひとことで言えば「クロではない」。影響は他方っ面に及ぶ(→国際ニュースを切る)


◎今週の注目(2019年4月1-7日 &当面の注目)
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・英国のEU離脱を巡る動きが大詰めを迎える。4月12日までに打開策が見つからなければ合意なき離脱に進む。解散総選挙に進むなどの予測もあるが、展望は見渡せない。EU側は4月10日に臨時の首脳会議を開催、事態に備える。

・ウクライナ大統領選が3月31日に行われ、開票が行われる。39人の候補が乱立。世論調査ではコメディアンのゼレンスキー氏が首位で、ポロシェンコ大統領やティモシエンコ元首相が追う形。どの候補も過半数を得ず、4月21日の上位2人による決選投票が行われる可能性が大きい。

・米中貿易問題を巡る協議は、4月3日からはワシントンに舞台を移して続く。事務方の詰め→米中首脳会談の開催→合意を目指すが、行方はなお不明だ。首脳会議は当初に3月下旬を目標としたが、4月以降にずれ込んだ。

・イスラエルの総選挙が4月9日。


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