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2019年3月18日 (月)

2019年11号 (3.11-17 通算975号)国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2019年3月11-17日
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◆英議会、EU離脱協定案を再度否決、方向見えぬまま期限へ ☆
・英下院は12日、メイ首相が示したEUからの離脱協定案を再び否決した。
・翌13日には合意なし離脱に反対する動議を可決した。
・14日には条件付きで6月末まで離脱延期を求める動議を可決した。
・条件は20日までに議会が離脱協定案を承認すること。ハードルは高い。
・さらに英脱延期のためには、EU27カ国の承認が必要となる。
・EU側は、英国の延期要求の理由などを見て判断するとしている。
・英国は2017年3月に離脱を申請。離脱期限は3月29日だ。
・しかし英国とEUはいまだ離脱条件の合意に至らない。
・合意なし離脱のリスクも高まったままだ。

◆NZのモスクでテロ、反イスラム主義者の犯行か(15日)☆
・NZ南島クライストチャーチの2つのモスクで乱射事件が発生した。
・50人が死亡。50人が負傷した。
・当局は豪州国籍の男タラント容疑者を主犯格として逮捕、訴追した。
・犯人は過去にネットに白人至上主義者をうかがわせる発言投稿している。
・反イスラム、反移民の情報も投稿している。
・犠牲者の多くはパキスタン、トルコ、サウジなどイスラム圏の出身者。
・シリアなどからの難民も含まれている。
・犯人は銃を合法的に入手した。NZのアーダーン首相は銃規制強化を表明した。
・事件の全容はなお不明だが、世界に大きな衝撃を与えている。

◆ボーイング新型機、世界各地で運航停止、米も判断(13日)☆
・世界各国でボーイングの新型機「737MAX」の運航停止が広がった。
・同機は2018年10月にインドネシア、2019年3月にエチオピアで墜落した。
・まず中国が運航を停止。欧州や中東諸国、カナダは12-13日に追随した。
・米国も13日、運航停止を発表した。世界で50カ国以上が停止した。
・事故の原因は調査中だが、ソフトに欠陥があったとの指摘がある。
・同機は120-220人乗りの小・中型機世界で、約370機が生産されている。

◆米上院が非常事態宣言の無効決議、大統領は拒否権(14-15日)☆
・米上院はトランプ大統領の非常事態宣言を無効とする決議を採択した。
・野党民主党議員に加え、与党共和党から12人が賛成に回った。
・非常事態宣言は大統領が国境の壁建設予算確保のため2月15日に出した。
・下院は2月に無効決議を採択した。
・共和党議員の一部は、大統領権限の乱用を理由に賛成を投じた。
・大統領は15日、決議に対して拒否権を行使した。同氏の拒否権行使は初。
・共和党内部の結束にも影響しかねない判断だ。

◆アルジェリア大統領、5選出馬断念(11日)☆
・ブーテフリカ大統領(82)は4月の大統領選への出馬断念を表明した。
・同氏は1999年から大統領を4期務める。2013年に脳卒中で倒れた。
・5選を目指す動きに、2月以降市民らの反対デモが拡大していた。
・同国は1991年選挙でイスラム原理主義政党FISが勝利。
・翌年軍が実権を握りFISを非合法化。99年までの内戦で15万人が死亡した。
・同国は石油など資源が豊富。イスラム過激派など不安定要因を抱える。
・地域大国である同国の動向は、北アフリカ情勢にも影響する。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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 【NZテロの問うもの】 ニュージーランド・クライストチャーチのモスクで乱射事件があり、移民のイスラム教徒ら50人が犠牲になった。(→国際ニュースを切る)

 【全人代閉幕】 北京で5日から開催していた全人代が15日閉幕。李克強首相が記者会見を行った。近い将来の強国への野心をあらわにした昨年(2018年)とは違い、今年は米国との協調を前面に出し、控えめな姿勢が目立った。米中貿易戦争は、中国経済にボディーブローのように効いている。そんな中、米国との関係維持を優先せざるを得ないとみられる。

◎今週の注目(2019年3月18-25日 &当面の注目)
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・英国のEU離脱期限まで残り僅か。英議会は6月末までの離脱延長案を採択したが、この案には20日までに議会が離脱協定案を採択するという条件が付く。行方は不透明だ。EUは21-22日に首脳会議を開催し、Brexit問題を協議するが、英国がそれまでに立場を固めなければ判断もできない。先行きは見にくい。1日1日が重要な動きになる。

・中国の習近平国家主席が22日イタリアを訪問する。焦点は中国の一帯一路戦略にイタリアが指示を表明するかどうか。イタリア政府内でも意見が割れている。

・米中貿易問題の水面下の協議が続く。事務方の詰め→米中首脳会談の開催→合意を目指すが、行方は不明だ。首脳会議は当初に3月下旬を目標としたが、4月にずれ込むとの情報も流れる。

・ウクライナ大統領選が3月31日。

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