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2018年5月 1日 (火)

2018年17号(4.23-30 通算931号) 国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2018年4月23-30日(アジア時間)
 

◆南北朝鮮首脳会談、板門店宣言に署名(27日)☆☆
・文在寅大統領と金正恩委員長が板門店で会談。板門店宣言に署名した。
・朝鮮半島の[完全な非核化」を実現するとの目標を確認。
・年内に朝鮮戦争の終結宣言をすると表明した。
・定期的な首脳会談開催で合意。秋に文・韓国大統領が平壌を訪れる。
・南北首脳会談は2000年、2007年に次いで3回目。
・会談の映像は全世界に流され、融和に向けた姿勢が伝えられた。
・宣言は予測以上に踏み込んだ内容を含み、欧米メディアは歴史的と伝えた。
・ただ、非核化へ向けた具体的な計画などは曖昧だ。
・北朝鮮情勢を巡る次の焦点は、5月-6月に予定される米朝首脳会談に移る。

◆アップル、追徴課税に合意(24日)☆
・アップルはアイルランドに対し追徴課税を支払うことで同国と合意した。
・アイルランドはアップルに対し優遇税制を適用してきた。
・欧州委員会は税逃れと判断し、2016年に130億ユーロの追徴を命じていた。
・巨大国際企業による税逃れの象徴的な事例として注目されていた。
・アップルとアイルランドはひとまず欧州委員会の主張を受け入れた格好だ。
・ただし国際的な税制の統一ルール作りは進んでいなく、問題はくすぶる。

◆米仏首脳会談、仏がイラン核問題で新提案(24日)
・マクロン仏大統領が訪米。トランプ大統領と会談した。
・イラン核合意などについて協議した。
・合意はイランとP5+独が2015年に結んだもの。
・イランが核濃縮など削減する一方、米欧は経済制裁解除する内容。
・しかしトランプ政権は合意内容を批判。離脱をちらつかせている。
・英仏独などは合意の維持が重要と主張。米国のつなぎ止めに腐心する。
・マクロン大統領はイランの核開発抑止を強める新提案を示した。
・米政権が態度を決める次の節目は5月12日。行方は不透明だ。

◆米超金利が3%台に上昇、原油価格も上昇(24日)☆
・米10年もの国債利回りが24日に3%台に上昇した。2014年1月以来4年強ぶり。
・FRBが金融緩和を徐々に緩和。今後の利上げが予想されている。
・トランプ政権の税制改革・財政拡大でインフレ観測も強まっている。
・原油のWTI先物は68ドル程度で推移。3年半ぶりの水準だ。
・米国に連動し、世界各国の金利も上昇している。
・世界の金融市場は、2008年のリーマン・ショック後の緩和→出口の段階にある。

◆米司法省が華為を捜査、米中ハイテク摩擦強まる(25日)
・米司法省は中国通信機器大手の華為(ファーウェイ)の捜査に入った。
・米国製品をイランに販売していたとの疑い。
・米政府は16日に、米企業と中国ZTEとの取引を禁じている。
・FCCは先に華為とZTEを想定し、国内通信会社に調達を禁止した。
・ハイテク機器を巡る米中の摩擦が一段と強まっている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├───────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │  (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【歴史的な南北首脳会談】 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が板門店で会談。板門店宣言に署名した。宣言は朝鮮半島の「完全の非核化」を目指すと明記。朝鮮戦争の終結を年内に宣言すると表明した。首脳会談の定期化や、偶発的衝突防止のための平和水域設定なども合意した。

 合意内容と並んで重要だったのが会談の演出。両首脳が並んで軍事境界線を渡り、歓談しながら歩く姿が世界に向けて発信された。「融和に向けた姿勢」の映像が印象付けられた格好だ。

 合意の内容は事前の予想以上との見方が多い。それもあり、世界のメディアの多くは「歴史的」と報じた。
 
 非核化実現への具体的な内容などは曖昧だ。北朝鮮は過去にも合意を反故にしてきた経緯がある。その辺まで含んだ会談の評価となると、見方は様々だ。

 今回の南北首脳会談は、5-6月に予定される米朝首脳会談への橋渡しと言う側面もある。焦点は米朝首脳会談に移っていく。

 トランプ米大統領はツイッターで、南北首脳会談を評価する発言をした。しかし北朝鮮に対し非核化の具体的約束を求める姿勢は譲らない。今後の行方は、不透明要素が多い。

 先行きは予断を許さないとしか言い様がない。しかし歴史が浮いていると実感させる出来事の連続だ。

◎ 絵になった 38度線越しの握手
◎ 休戦という名の戦時で2世代過ぐ

◎今週の注目(2018年4月30-5月6日 &当面の注目)
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・米FRBが1-2日にFOMCを開催する。米金融政策には世界の関心が集まる。

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