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2016年10月17日 (月)

2016年42号(10.10-16 通算849号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2016年10月10-16日
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◆タイのフミポン国王が死亡(13日)☆
・プミポン国王が死亡した。88歳だった。
・国王は1946年に18歳で即位。在位は70年におよび、現役では世界最長だった。
・国民から尊敬と支持を集め、国家安定の柱としての影響力は大きかった。
・1992年の政治混乱などの際には直接政治に介入した。
・いわゆる「タイ式民主主義」の柱として欠かせない存在だった。
・ただし200年代半ば以降の政治混乱に対しては、具体的な行動を取っていない。
・後継にはワチラロンコン皇太子(64)が1972年に指名された。ただし国民の人気は低い。
・プラユット暫定首相は1年間を服喪期間にすると発表。王位継承は1年後以降となる。
・同国は2014年にクーデターで軍事政権が発足。2017年中に総選挙・民政移管の予定。
・国王の死去で先行き不透明性が強まる可能性がある。

◆ノーベル文学賞にボブ・ディラン(13日)☆
・2016年のノーベル文学賞がボブ・ディラン氏に授与される。ノーベル賞委員会が発表した。
・音楽表現に対しノーベル文学賞が授賞されるのは初めて。
・ボブ・デュランの歌は1960年代に反戦の象徴として受け止められた。
・その後、隠喩などを使い多様に解釈できる歌詞が増えている。

◆共和党、内部亀裂が深刻化(11日)☆
・共和党大統領候補のトランプ氏はライアン下院議長を公然と批判した。
・ライアン氏がトランプ氏支持を撤回する発言をしたのに対する反応。
・トランプ氏の過去の女性蔑視の発言などが相次ぎ表面化。逆風が強まっている。
・こうした中で共和党幹部からはトランプ氏支持撤回の動きが相次ぐ。
・大統領選と同時に行われる上下議員選への影響も考慮した動きとみられる。
・この時期に大統領候補と党幹部の対立は異例。
・大統領選挙後に米政治の枠組みの変化を予想する見方もある。

◆サムスンが最新型スマホ生産打ち切り、発火事故で(11日)☆
・サムスン電子は新型スマホ「ギャラクシーノート7」の生産を打ち切った。
・同機種は最新型と位置付けて8月に発売した。10カ国で250万台が売れた。
・しかし発火事故が相次ぎ、同社は自主回収と端末交換を実施した。
・ところが交換後の機種からも発火事故報告されていた。
・発売から2カ月での生産打ち切りは異例。
・同社はスマホで世界1位だが、シェアは一時の30%から20%程度に下落している。
・最先端スマホの動きだけに、世界的なニュースになった。

◆ウェルズ・ファーゴCEOが辞任、米銀堅実モデルに打撃(12日)
・米ウェルズ・ファーゴ銀のスタンフ会長兼CEOが辞任した。
・同行では2011年頃から顧客に無断で預金やクレジット口座を開設する不正が横行。
・2015年までの合計は200万件とされる。
・9月に不正が表面化。米議会も公聴会などを開催し対応していた。
・同行はもともとカリフォルニア州→買収で拡大。現在は米4大銀の1つ。
・ハイリスクの投資銀行でなく、地域密着の小口戦略で成長。堅実経営のモデルだった。
・しかし無理なノルマが不正を生んだなどと指摘される。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【タイ国王の死亡】 タイのプミポン国王が88歳で死亡した。「国際ニュースを切る」参照。

 【ボブ・デュランにノーベル文学賞】 ボブ・デュランへのノーベル文学賞授賞は、国際的ニュースのヘッドラインを飾った。最近のノーベル文学賞では異例だ。音楽の歌詞が文学賞の対象になったことも斬新であるし、何よりボブ・デュランの存在感が違う。ノーベル賞も変わってきたという実感がする。
 ボブ・ディランの歌は1960年段のベトナム反戦の象徴に始まり、最近はぐっと渋いメッセージに変わってきた。半世紀に及び、世界の人々に影響を及ぼし続けてきた。ノーベル賞委員会と本人の直接の連絡はまだと言われ、素直に受賞するかどうかは不明だ。
 当然ながら、ユーチューブでディランの曲を聞き返してみた。そんな人も多いはずだ。

◎ ノーベル賞「時代は変わる」を世に示す
◎ ディラン聞く 歌が世界を変えるを知る
 

 【米韓演習と北朝鮮のミサイル】 米国と韓国が10-15日、共同軍事演習を実施。北朝鮮は15日、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを発射したが失敗した模様だ。朝鮮半島を巡る緊張は高水準のまま、様々な動きが続く。

◎今週の注目(10月17-23日 &当面の注目)
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・中国は17日、有人宇宙船「神舟11号」を打ち上げる。9月に打ち上げた無人宇宙実験室「天宮2号」とドッキングさせる。男性宇宙飛行士2人が乗り込み、約30日実権を繰り返す予定だ。
・米大統領選の3回目のTV討論が19日に行われる。

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