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2016年5月 9日 (月)

2016年19号(5.2-8 通算826号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2016年5月2-8日
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◆米大統領選、共和党候補にトランプ氏確定(3日)☆
・大統領選共和党の候補にトランプ氏が確定した。
・3日のインディアナ州予備選に勝利。2位のクルーズ氏が撤退を表明した。
・11月の本選では民主党で指名を確実にしているクリントン氏と争う見通しだ。
・同氏は反ワシントンを掲げ、過激な言動、ポピュリスト的な発言で支持を得てきた。
・共和党主流派はトランプ氏阻止を目指したが、同氏の勢いは変わらなかった。
・主流派のブッシュ元大統領らは不支持を表明。共和党の分裂があらわになっている。
・同氏躍進の背景には、格差拡大などの社会変化がある。
・トランプ氏は身変わりの速さでも有名。今後どんな動きを見せるか注目だ。

◆北朝鮮労働党が36年ぶり党大会(6日)☆
・北朝鮮労働党は6日から平壌で党大会を開いた。36年ぶり。
・金正恩第1書記が開会演説などを行った。一部がメディアで放映された。
・金氏は核開発などの成果を強調。核の先制攻撃をしないとも語った。
・前回の党大会開催は金日成主席時代の1980年。金正日時代には開催されなかった。

◆ロンドン市長にイスラム教徒のカーン氏(5日)☆
・市長選が行われ、野党労働党下院議員のカーン氏が当選した。
・同氏はパキスタンからの移民子孫で、イスラム教徒。45歳。
・イスラム教徒の市長は欧米の主要都市で初めて。同氏は多様性を強調した。
・ロンドンは住民の3分の1が英国以外の生まれで、イスラム教徒も10%以上を数える。
・欧州では移民・難民問題などを背景にイスラム教徒排斥の動きも目立つ。
・その時期の当選は、国際的にも意義が大きい。英仏などでも大きく取り上げられた。

◆トルコ首相解任、大統領強権に拍車か(5日)☆
・ダウトオール首相が辞任した。事実上の更迭と見られる。
・同氏は大統領権限の強化などを巡り、エルドアン大統領と対立していた。
・エルドアン大統領は首相辞任後、強権的な姿勢強化の姿勢を示した。
・大統領は権限強化に会見を目指す。ただ与党は議会で必要議席(5分の3)に届かない。
・反テロ法、クルド人との和平などでも、首相は大統領に比べ穏健姿勢だった。
・ただ難民問題やテロ対策など、穏健的手法では解決が難しい問題が多いのも現実だ。
・トルコ政治の行方は、中東情勢全般や欧州の難民問題などにも影響する。

◆カナダで山火事被害拡大
・カナダ西部アルバータ州で山火事が拡大。9万人が避難した。
・地元自治体は非常事態宣言を出した。
・同地域はオイルサンドの産地。生産停止なども予想され、原油相場の上昇要因になった。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【トランプ氏指名】 米共和党の大統領候補がトランプ氏に確定した。反響は大きい。(→「国際ニュースを切る」参照)

 【イスラム市長】 ロンドン市長にイスラム教徒のカーン氏が当選した。同市の市長の権限はそれほど大きいと言えないが、世界を代表する都市であるだけに市長の知名度は高い(現在はボリス・ジョンソン氏)。折しも欧州ではテロや難民問題で反イスラムの動きも拡大しているだけに、カーン氏の当選は注目を集めている。欧米メディアには多様性の一事例として取り上げる報道もあった。

 【ミラクル・レスター】 英サッカー、プレミアム・リーグで小規模クラブのレスターが優勝した。世界のサッカー界は近年、資金力やブランド力のある強豪チームが優勝する例がほとんど。それだけにレスターの優勝は、サッカーファンはもちろん、スポーツビジネスの面からも注目された。

◎今週の注目(2016.5.9-15 &当面の注目)
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・フィリピンの大統領選が9日に行われる。世論調査では過激発言を繰り返し「フィリピンのトランプ氏」と言われるミンダナオ島・ダバオ市長のドゥテルテ氏が有利。副大統領にまマルコス元大統領長男のマルコス氏が当選の可能性がある。フィリピン経済はここ数年、アキノ大統領の改革路線の下で堅調だった。新大統領の政策いかんでは、経済にも影響が出る。
・パナマ文書の情報公開が近く予定される。
・ペルーの大統領選の決選投票は6月。
・英国のEU離脱か残留かを問う国民投票が6月23日に行われる。
・スペインやり直し総選挙は6月26日投票。
 

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