« 2016年17号(4.17-24 通算824号) 国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆チェルノブイリ30年の問うもの 2016.5.2 »

2016年5月 2日 (月)

2016年18号(4.25-5.2 通算825号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2016年4月25日-5月2日(アジア時間)
 

◆チェルノブイリ原発事故30年、廃炉メド立たず(26日)☆
・1986年のチェルノブイリ原発事故から30年を経過した。
・現地ではポロシェンコ大統領らが参加し追悼式典を開いた。
・爆発した4号機を覆う石棺は老朽化。全体を覆う新シェルターを建設中だ。
・しかしメルトダウンした核燃料の取出しなどの道筋は見えない。
・世界は事故後、2011年に福島第1原発の事故を経験した。
・しかし、脱原発か維持かの動きは国により異なる。
・中国、インドなど新興国では原発の新設の動きが加速している。
・原発事故の投じた様々な問いは、十分な答を得られないまま1世代が過ぎた。

◆米大統領選、共和党トランプ氏前進に混乱 ☆
・東部5州で26日予備選が行われ、共和党でトランプ氏が全てに勝利した。
・同氏の優位が一層際立った。ただし党大会までに過半数を得られるかは微妙だ。
・同氏への反発も強まり、カリフォルニア州では28-29日の抗議活動が暴徒化した。
・共和党主流派はトランプ氏の過半数確保阻止に様々な動きを見せている。
・トランプ現象は格差拡大や既得権者への批判などが背景とされる。
・トランプ現象そのものも、混乱も、米国の現状を象徴している。

◆アップルが13年ぶりに減収、スマホ伸び悩み(26日)☆
・2016年1-3月期連結決算は、13年ぶりの減収となった。
・昨年絶好調だったiPhoneの販売台数が減少。中国など新興国減速も影響した。
・アップルはここ数年スマホのiPhoneを軸に成長してきた。
・しかしスマホはすでに20億台近くが普及し、伸びが鈍っている。
・4-6月も減産しており、生産委託席先の経営にも影響が出始めている。
・アップルは時価総額世界1。動向は一企業の枠を超え、世界に広がる。

◆スペイン再選挙(26日)☆
・スペインのフェリペ6世国王は声明を出し、組閣断念→再選挙の判断を示した。
・同国では昨年末の総選挙でラホイ首相与党の中道右派が過半数割れ。
・その後の連立工作がまとまらず、新内閣組閣のメドが立たなくなった。
・再選挙は6月下旬に行われる見込み。
・ラホイ政権は財政赤字削減を推進。国民から痛みへの反発が起きていた。
・既存の政治の枠組みが揺れ動く一環を映している。

◆イラク議会にデモ隊(30日)
・政治改革を求める一団が中心部の旧米軍管理区域に突入。議会を一時占拠した。
・シーア派のサドル師支持グループ。アバディ政権の汚職対応などに抗議した。
・当局は非常事態宣言を発し、催涙ガスなどで対抗した。
・イラクでは2014年9月にシーア派のアバディ政権が発足した。
・サドル師のグループは当初政権を支持してきたが、改革の遅れを批判する。
・イラクでは2011年末に米軍が撤退。その後「イスラム国」(IS)が台頭している。
・政治は混乱が続くが、今回状況があぶり出された。

  ┌──────────────────────────── 
 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 【チェルノブイリ30年】チェルノブイリ事故から30年。「国際ニュースを切る」参照。

 【中国の税制改革】 中国は1日、税制改革を実施した。これまで物の販売には増値税(付加価値税)、サービスの販売には営業税(販売額連動)を課してきたが、増値税に一本化する。その結果、当面5000億元の減税効果があるという。経済制度の変更として意味合いが大きい。

 【市場】 米FRBは27日のFOMCで利上げ見送りを決めた。同日NYの原油先物市場では、WTI先物の値格が1バレル45ドルを回復、5ヶ月ぶりの高値をつけた。
 

◎今週の注目(2016.5.2-8 &当面の注目)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・北朝鮮労働党大会賀が6日に行われる。36年ぶり。金正恩体制がどんな政策を打ち出すか。
・パナマ文書は相次ぎ新事実が発覚し、各国で騒ぎになっている。5月上旬と言われる情報公開が次の節目だが、それ以前にもさまざまな動きがあるだろう。
・ペルーの大統領選の決選投票は6月。
・英国のEU離脱か残留かを問う国民投票が6月23日に行われる。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 incd-club は国際問題に関係する内外のジャーナリストやビジネスマンらのグループです。「国際ニュース・カウントダウン」は、世界のニュースから週刊単位でベスト5を選び、解説したもの。日本のメディアの報道とは異なる視点から、面白くかつ分かりやすく地球を鳥瞰しています。
 ブログは毎週発行のメールマガジンを元に作成しています。

 ------------------------------------------------
 メールマガジンの登録変更・解除は次のアドレスから。(『まぐまぐ』を利用)。
 http://www.mag2.com/m/0000056121.htm
 ------------------------------------------------

 Copyright(c) 2000-2016 INCD-club

« 2016年17号(4.17-24 通算824号) 国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆チェルノブイリ30年の問うもの 2016.5.2 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2016年18号(4.25-5.2 通算825号) 国際ニュース・カウントダウン:

« 2016年17号(4.17-24 通算824号) 国際ニュース・カウントダウン | トップページ | ◆チェルノブイリ30年の問うもの 2016.5.2 »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

ウェブページ