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2015年5月10日 (日)

2015年19号(5.4-10 通算774号) 国際ニュース・カウントダウン

 

 

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2015年5月4-10日
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◆英総選挙、保守党が単独過半数(7日)☆
・総選挙が行われ、保守党が単独過半数を獲得し勝利した。
・650議席中331議席を獲得。キャメロン首相は連立→単独政権で続投する。
・スコットランド民族党が第3党に躍進。労働党はあおりで議席を減らした。
・事前予測では単独過半数はないとみられたが、保守党が予想以上の支持を得た。
・焦点は2017年のEU離脱を巡る国民投票やスコットランドの自治権拡大に移る。

◆ロシアで戦勝式典、中ロが密月演出(9日)☆
・モスクワで対独先勝70周年の記念式典が開かれた。
・ウクライナ問題で対立を深める欧米日の首脳は欠席した。60周年時には出席した。
・首脳の参加は約20か国。中国の習近平主席は出席し、ロシアとの蜜月を演出した。
・70周年記念式典は、世界情勢の変化を反映し、外交戦を展開する場となっている。

◆リベリアでエボラ終結宣言(9日)☆
・WHOはリベリアでエボラ出血熱の流行が終了したと宣言した。
・最後の感染者報告から42日が経過した。
・大規模な流行が起きた西アフリカ3か国で終結宣言は初めて。
・エボラでは1万1000人以上の患者が死亡。欧米にも感染者が出て死亡した。
・ギニア、シエラレオネではまだ終結宣言は出ていない。

◆イスラエル連立政権、極右の影響拡大(6日)☆
・ネタニヤフ首相は5政党による連立政権の樹立で合意した。
・極右の「ユダヤの家」が加わる。同党はパレスチナ国家に反対し、入植を推進する。
・イランやパレスチナに対する外交姿勢は一段と厳しくなる可能性が大きい。
・3月の選挙後連立交渉が難航していた。

◆株高進展、FRB議長が警鐘(6日)
・FRBのイエレン議長は、米株価について割高と述べ、警鐘を鳴らした。
・米株価は最高値水準に回復。世界的にも株価は上昇している。
・世界の株価の時価総額は75兆ドルとGDPに並ぶ水準になった。
・2007-08年の金融危機前以来の水準になっている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【英総選挙】 英総選挙は保守党が過半数を獲得して勝利。従来の連立→単独政権としてキャメロン首相が2期目に入る。2009年から合計10年の長期戦権も視野に入った。
 事前予測では保守・労働党共に過半数を獲得できないとの見方が強かった。世論調査の問題や保守党勝利の詳しい原因は、今後の調査を待つ必要がある。ただ、国民は最終的に現体制の継続を選んだ。保守党中心の連立政権の運営に大きな失敗がなかったこと、労働党が魅力ある政策を提示できなかったことなどを指摘する声がある。
 もう一つ注目すべきは、スコットランド独立を志向するスコットランド民族党の躍進。58議席を獲得し第3党になった(その分労働党が議席を失った格好)。スコットランド独立は昨年の住民投票の独立否決でいったん棚上げになったが、目先は自治権拡大、中長期的には独立問題がくすぶる。
 英国全体の政策で重要なのは、2017年に予定されるEUからの離脱を問う国民投票。キャメロン首相が国内の反EUの声を押さえこむために約束した経緯がある。仮にEU離脱となれば、欧州の枠組みが激変する。国民投票に向けてキャメロン政権がどのような性悪をメッセージを打ち出していくか、要注目だ。

 【シャーロット】 英国のウィリアム王子とキャサリン妃の第2子(女児)が2日生まれ、4日シャーロット王女と名付けられた。世界の話題。

◎今週の注目(2015.5.11-17)&当面の注目
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・米NY株はじめ世界の株価の動向に注目。
・中東情勢は引き続き不安定賀続くが、当面動きが表面化しているのはイエメン、イスラエル新政権など。

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