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2015年4月26日 (日)

2015年17号(4.20-26 通算772号)  国際ニュース・カウントダウン

 

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2015年4月20-26日
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◆EUが難民対策、監視強化に財源3倍(23日)☆
・地中海での難民密航や事故の急増を受けて、EUは緊急首脳会議を開催した。
・監視や救助強化のために財源を3倍とすることで合意した。
・密航船ビジネス防止のために、事前に把握・破壊も検討する。
・当面は不法難民の流入阻止を前面に出した。
・EUへの難民流入は中東・北アフリカ情勢悪化を受けて急増。
・19日にはリビア沖で密航船が転覆し、推計800人以上が死亡した。
・ただ、規制強化だけで解決する訳ではなく、問題の根は深い。

◆バンドン会議、中国が存在感(22-23日)☆
・アジア・アフリカ会議60周年の記念首脳会議がインドネシアで開催した。
・新興国の連携や国連改革を求める声明を採択した。
・中国の習近平主席は、経済発展の支援を強調し存在感を示した。
・アジアインフラ投資銀やシルクロード構想を強調した。
・習主席は会議に先立ちパキスタンを訪問。水力発電建設協力を表明した。
・日本の安倍首相と習主席は首脳会談を5カ月ぶりに開催した。

◆ネパールで地震、死者2000人超(25日)☆
・ネパール中部でM7.8の地震が発生。多大な被害が出た。
・首都カトマンズでは多数の建物が崩壊。エベレストでは雪崩が発生した。
・死者数は26日までに2000人を超えた。
・同国政府に加え、各国からも救助隊が入り被害者救済などに当たっている。
・同国はインド亜大陸を載せたプレートが沈み込む地震多発地帯。

◆サウジがイエメンの空爆終了宣言、一部継続も(21日)
・サウジアラビアなどがイエメンへの空爆作戦の終了を宣言した。
・空爆はシーア派武装組織「フーシ」に対し、3月末から行っていた。
・今後は政治的交渉を進める意向とみられる。
・ただし、終了宣言後も一部では空爆を再開。情勢の行方は不透明だ。
・イエメンではフーシが勢力を拡大し首都サヌアを制圧。各勢力の争いが続く。

◆ギリシャ問題の支援再開見送り、深刻度増す(24日)
・ユーロ圏財務相会議はギリシャへの支援再開を見送った。
・ギリシャは会議に使う資料も提出せず、協議は進まなかった。
・市場ではギリシャ国債の利回りが上昇。デフォルト懸念も強まっている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【難民問題】 欧州の難民問題が俄然、脚光が当たった。前週の地中海での難民船沈没事故がきっかけ。問題の深刻さを印象付ける映像が世界に流れ、EUは臨時首脳会議を開催して対応を協議した。会議は、犠牲者の霊を慰める祈りや言葉から始まった。
 合意したのは対策費の3倍増、監視の強化、不正な難民運搬ビジネスの取り締まりなど。中東や北アフリカの紛争に巻き込まれた人々を救済するより、不法な難民流入を阻止する姿勢の方が前面に出る。
 EU各国とも国内では反移民・難民を主張する政党が力を得ている。政治リーダーも当然、そうした声を無視できない。問題の難しさを改めて見せつける。

 【株高】 米ナスダックが23日、15年ぶり(200年3月のITバブル期以来)の高値を更新した。グーグル、マイクロソフトなどITハイテク銘柄が上昇した。特にスマホやSNSが株高の牽引になっている。

 【各地の動き】 韓国の李完九首相が20日朴槿恵大統領に辞意を表明した。不正資金疑惑が理由。首相は2月に就任したばかりで、朴政権の打撃は必至だ。フィンランドの総選挙が19日行われ、中道の野党・中央等が第1党になった。4年ぶりの政権交代は確実。シピラ中央党首が首相に就任する見込み。

◎今週の注目(2015.4.27-5.3)&当面の注目
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・日本の安倍首相が訪米。29日に米議会の上下両院合同会議で演説する。注目されるのが第2次大戦の位置づけなど巡る歴史問題。反省や謝罪の言葉が入るかなどに注目が集まる。東アジアでは中国の勢力が拡大するなど構造が変化。日米同盟のあり方も変わろうとしている。歴史認識は新しい枠組み構築をも左右する問題として、米国は注目する。

・ギリシャ問題、欧州の難民問題、イエメンなど中東情勢は引き続き注意。

・英総選挙が5月7日。

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