◇世界の関心と国際世論2015年12号(2015.3.16-22)
・ロシアのプーチン大統領が3月上旬から公の場に姿を見せず、様々な憶測を呼んでいた。最大の噂は病気説。同大統領賀不在となればロシア、ウクライナ、欧州の情勢に大きな影響を与えるため、特に欧州のメディアは盛んに書き立て、Mystery absense(謎の不在)と表現した。
・3月16日になって11日ぶりに公の場に復帰。噂話にひとまず終止符を打った。
・尻切れトンボ的な結果になったが、同大統領の存在感の大きさを改めて示した。
・イスラエル総選挙はリクードが第1党となり、ネタニヤフ首相の続投が事実上決まった。民意の反映であるから、欧米のメディアも結果を尊重する。しかし、ネタニヤフ政権の対パレスチナ、対イランなどの強硬策は地域の緊張を高めているという見方が多い。欧米メディアは、「中東に失望が拡大」「パレスチナ国家建設を完全に否定することはできない」(FT紙)などと、間接的な表現も含め警戒を示している。
2015.3.22
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