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2015年3月16日 (月)

2015年11号(3.9-15 通算766号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2015年3月9-15日
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◆英国がアジアインフラ銀に参加(12日)☆
・英国は中国主導で設立するアジアインフラ投資銀行への参加を申請した。
・同行にはこれまで27カ国が参加を表明しているが、G7参加国は初めて。
・中国は決定を歓迎。英の参加は近く認められ、年内の設立時のメンバーになる予定。
・中国は既存国際金融秩序に代わる新制度を模索し、同行設立もその一環だ。
・このため米国や日本は参加に反対。英国にも見合わせを求めていた。
・英国の決定で、豪州や韓国も参加に動く可能性がある。
・戦後一貫して米主導だった国際金融制度も、中国の影響力が拡大している。

◆中国全人代閉幕、 ☆
・全人代が閉幕した。2015年の7%成長目標や予算案などを承認した。
・閉幕後李首相は会見し、7%成長は容易ではないと述べた。
・人民銀の周小川総裁は12日会見。年内に預金金利の上限を撤廃する見通しを示した。
・王毅外相は8日の会見で、米1極の国際関係改善に意欲を示した。
・同時にシルクロード沿いの経済圏創設も強調。「一帯一路」の言葉を使った。
・会議では反腐敗、国防費の拡大、経済改革なども重要なキーワードとなった。

◆ミャンマーで少数民族との戦闘継続、中国領内に飛び火
・北東部コーカン地区で政府と中国系少数民族の戦闘が続き、1カ月を超えた。
・13日には政府軍の攻撃が中国内に及び、住民5人が死亡した。
・同地区には先月、2011年の民主化後初の戒厳令が敷かれた。
・中国は事件に抗議。両国関係に緊張が広がった。

◆バヌアツでサイクロン被害
・巨大サイクロンが南太平のバヌアツを襲撃した。
・全土で停電。首都ポートビラで住宅の大半が屋根を飛ばされるなど被害が広がった。
・死傷者も出ているが詳細は不明。
・同国は約80の島から成り、人口25万人。
・地球温暖化問題との関係にも関心が集まる。

◆アップル・ウォッチ発売(9日)
・アップルは腕時計型のウエアラブル端末を4月23日に発売すると発表した。
・名称は「アップルウォッチ」。価格は549ドル-1万7000ドル。
・IT機器はウエアラブル端末の時代に入ろうとし、各社が新製品を競っている。
・業界リーダーであるアップルの新商品には、事前から注目が集まっていた。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【国連防災世界会議】 国連防災世界会議が14-18日の予定でに仙台で開催された。各国の首脳や閣僚が参加。最終日に指針を採択する予定だ。国連によると過去10年で災害で70万人が死亡。経済的にも多額の被害が出ている。
 会議に関連してシンポジウムなど多数のエベントが開催されている。この中で、地球温暖化への対応が強調された。会議からは世界の防災・環境問題への意識が透けて見える。

 【市場の動き】 市場の動きが大きい。ブラジルレアル、トルコリラ、インドネシアルピア、南アランドなど新興国の通貨が下落。一方で、インド、ロシア、タイ、韓国が相次いで利下げした。世界の経済は、米国の緩和終了の動き、欧州の緩和、原油価格低下(ここに来て底打ち)、地政学リスクなどを材料に方向感が定まらない。わずかな期間で状況やセンチメントが一変する。

 【ブラジルの政治混乱】 ブラジルで国営石油会社ペトロブラスを巡る汚職疑惑が拡大。ルセフ大統領の支持率が下落し、政治混乱が深まっている。連邦最高裁は6日、現職の与野党議員34人を含む政治家の取り締まりを許可。政治的混乱を材料に、レアルは1ドル=3.3レアル台と11年ぶりのレアル安になった。目が離せない。

 
◎今週の注目(2015.3.15-21)&当面の注目
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・イスラエル総選挙が17日に行われる。ネタニヤフ首相の右派と野党中道・左派が争っているが、最近世論調査では野党が僅差でリードしている模様。同国選挙の結果は、イランとの核交渉はじめ中東情勢に大きな影響を与える。注目だ。
・EU首脳会議が19-20日。ギリシャ問題、ウクライナ情勢など懸案が協議される見込み。

・イランと欧米など6か国との核問題協議は、3月末までに基本合意を目指す。
・英総選挙が5月。

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