◆FTの2015年展望 2015.1.4
英フィナンシャル・タイムズ紙は2014年12月30日、恒例の「新年展望」記事を掲載した。専門記者が予測するもの。主なポイントを羅列してみる。
▼安全保障・世界秩序
・ロシアはクリミアに続いてウクライナや欧州の領土を編入するか--しない(少なくとも今年は)
・米国は「イスラム国」対策でイラクやシリアに地上軍を派遣するか--しない。
▼世界経済
・原油価格は1バレル=50ドル以下に低下するか--するだろう。
・欧州中銀は量的緩和を導入するか--する。
・中国の成長率は7%に低下するか--する。
・米FRBと英中銀のどちらが先に利上げに踏み切るか--米FRB。
・ロンドンの不動産価格下落は始まるか--始まる。
・モディ政権の下でインドの成長率は上昇するか--する。
▼各国政治
・英国総選挙(5月)の後に大連立内閣が成立するか--そうなりそう。
・2016年米大統領選をにらみクリントン元国務長官のライバルは登場するか--2015年中はない。
▼IT・情報
・ビットコインは崩壊するか--しない。
・2015年はウエアラブル機器の普及元年となるか--まだ早い。
▼社会問題・その他
・エボラの流行は2015年中に止まるか--止まる。
2015.1.4
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