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2014年11月30日 (日)

2014年48号(11.24-30 通算751号)  国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年11月24-30日
 

◆原油価格の下落加速、OPEC減産見送り(27日)☆
・OPEC総会がウィーンで開かれ、原油生産の減産を見送った。
・原油価格は下落。WTI先物は28日、1バレル=65ドル台に落ちた。約5年ぶりの水準。
・原油価格は6月までの100ドル超から4割近く下落した。
・原油安はシェールオイル増産や世界経済減速などが原因。
・OPEC総会では減産合意が注目されたが、見送りで下落傾向に拍車がかかった。
・原油安は産油国の財政を悪化させるほか、シェールオイルの採算・生産にも影響する。
・世界経済のかく乱要因になっている。

◆米国防長官が辞任(24日)☆
・オバマ大統領はヘーゲル国防長官の辞任を発表した。
・イラクやシリア情勢を巡る大統領・側近との意見対立が背景。実質更迭の色彩が強い。
・オバマ政権の国防長官辞任は3人目という異例の事態だ。
・ヘーゲル氏は共和党穏健派で、第2次オバマ政権の目玉人事で入閣した。
・後任が決まるまで現職に留まる。
・オバマ政権の外交政策への打撃は避けらず、影響は大きい。

◆米各地で人種暴動、黒人青年射殺不起訴で(24以降)☆
・ミズーリ州の黒人青年射殺事件(8月)で、郡大陪審は白人警官の不起訴を決定した。
・これを受けて全倍化カナダで抗議活動が拡大。一部は暴徒化した。
・セントルイス近郊では10棟以上のビルが放火。地元警察は少なくとも61人を逮捕した。
・オバマ大統領は自制を呼びかけたが、聞き入れられなかった。
・米社会になお残る人種対立の根深さを、改めて見せつけた。
・事件はファーガソン事件として知られる。

◆香港「占領」を一部強制排除(25日)☆
・警察当局は、九龍地区・旺角の幹線道路を占拠していた民主派デモ隊を強制排除した。
・裁判所の明け渡し命令を受けた措置。抵抗するデモ隊数純人を逮捕した。
・占領は9月28日に開始。中心地の行政府周辺のほか、旺角、銅鑼湾の3カ所。
・うち1カ所の強制排除で、運動は一つの節目を迎えた。
・抗議活動は、民主派が2017年長官選の普通選挙を求めて開始された。
・中国政府の意向を受けた香港行政府は要求を拒否、対立が続いている。

◆イラン核協議、再延長(24日)
・イラン核問題を巡る米中ロ英仏独と同国の協議は、7カ月の再延長を決めた。
・11月24日が協議の期限だった。延長は7月に続き2度目。
・濃縮などを巡りなお対立が根深い可能性がある。同時に決裂回避も共有した。
・イラン核問題は世界の核管理上の重要問題。
・中東情勢の安定には、イランとの関係が重要な要素になる。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【12月】 2014年も残すところ1カ月になった。ウクライナ危機(新冷戦?)、イスラム国(中東情勢)、エボラ、中国の膨張、香港民主派の抗議活動など、継続して世界の注目を集めている動きが多い。IT革命を始めとする経済の動きも激しい。年間回顧の時期だ。

 【欧州のグーグル警戒】 EUでグーグルへの圧力が強まっている。欧州議会は27日、グーグルの分割検討を求める決議を採択した。強制力はないが、欧州の世論を反映している。欧州では今年、欧州司法裁判所がいわゆる「忘れられる権利」を求める判決を決定。メディアもグーグルを始めとしたIT企業の活動に目を光らせている。その動きは米国以上に目立つ。
 アップルの時価総額が7000億ドルを超えた。日本円にすると80兆円。IT革命は、世界を様々な面から動かしている。

◎今週の注目(2014.12.1-7)&当面の注目
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・12月入り。2014年の世界回顧の時期。
・各国で来年の経済見通し作成や予算編成が進む。地政学リスクや原油安などを背景に、世界経済の先行きには不透明感が強まっている。
・香港当局が民主派の強制排除に動き始めた。動向に注目。
・エボラ、イスラム国には引き続き関心事項だ。

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