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2014年11月16日 (日)

2014年46号(11.10-16 通算749号) 国際ニュース・カウントダウン

◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年11月10-16日

◆APEC首脳会談(10-11日)☆
・APEC首脳会議が北京で開かれ、21か国・地域の首脳が会合した。
・アジア太平洋自由貿易圏の早期実現などを盛り込んだ首脳宣言を採択した。
・会議と並行して多数の首脳会談が開催。中でも米中首脳は計10時間会談した。
・中国はアジアでの存在感を誇示。米主導に代わる新秩序を目指す姿勢を示した。
・会議期間中、北京は車両規制などで汚染が減少。APECブルーと呼ばれた。
・様々な面で、中国の存在を世界に誇示し、問題を投げかけた。
・APECに続いて東アジア首脳会議(ネピドー)、G20首脳会議(豪)が開催された。

◆米中首脳、温暖化ガス削減合意会談(11-12日)☆
・オバマ大統領と習近平国家主席が会談。温暖化ガス削減の数値目標を表明した。
・米国は2025年の排出量を05年比26-28%削減。中国は2030年をピークとする。
・米国が2020年以降の目標を示したのは初めて。中国のピーク年表明も初。
・地球温暖化問題に従来以上に積極的に取り組み、議論の主導権を取る狙い。
・米中は合計で温暖化ガスの4割を排出するが、京都議定書には未加盟だった。
・国連は2015年末までにに、2020年以降の枠組みを決める目標を定めている。
・ただ、米中とも国内に削減への抵抗勢力を抱えており、実現への課題は残る。
・両首脳は、軍の偶発的紛争防止に向けた信頼性情勢措置などでも合意した。

◆日中首脳が3年ぶり会談(10日)☆
・安倍首相と習近平国家主席は北京の人民大会堂で約25分会談した。
・日中首脳の階段は2011年12月以来約3年ぶり。
・両国は尖閣諸島を巡る問題や歴史問題などで対立。
・首脳会談が行われない異常な状態に陥り、東アジア安定の懸念材料になっている。
・関係修復の第1歩になると位置づけられる。

◆欧州の無人探査機が彗星着陸(12日)☆
・欧州宇宙機構の無人探査機「ロゼッタ」の着陸機が彗星に着陸した。
・着陸したのはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で、太陽に接近中。
・彗星の有機物などを調べる。
・ロゼッタは2004年に打ち上げ。10年かけて到達した。

◆IEA展望、2040年までに原発廃炉200基、1000億ドル(12日)☆
・IEAは2014年の世界エネルギー展望を公表した。
・原発の容量は13年の392ギガワット(全体の11%)→2040年624ギガワット(12%)になる。
・原発の伸びは中国が多い。世界全体では27年で5割増にとどまる。
・2040年前に200基が廃炉になり、廃炉コストは1000億ドルに達する。
・2013年の世界の原発は434基。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 【APECなど首脳会議の1週間】 APEC北京首脳会議からミャンマー・ネピドーの東アジア首脳会議、オーストラリア・ブリスベンのG20首脳会議と、首脳外交の1週間だった。キーワードは中国の存在。

 【重要ニュース】 ベスト5以外にも重要ニュースが多数。米国はイスラム国対応のためイラクへの軍事顧問派遣の拡大を決定。デンプシー統合参謀本部議長は、地上軍投入を検討していることを明らかにした。エボラ出血熱の死者数が5000人を突破。英米の金融当局は、外国為替市場の指標を不正に操作していたスキャンダルに絡んで、シティグループ、JPモルガンなど6港に合計43億ドルの罰金を科した。CNNがロシアでの放送中止を決めた。

◎今週の注目(2014.11.17-23)&当面の注目
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・香港当局が民主派の強制排除に動く可能性がある。動向に注目。
・エボラ、イスラム国には引き続き注目。

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