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2014年10月19日 (日)

2014年42号(10.13-19 通算745号)  国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年10月13-19日
 

◆エボラ、欧米でも感染拡大 ☆
・エボラ出血熱の感染が欧州や米国でも拡大し始めた。
・米国では17日、2人目の感染患者(看護師)が確認された。リベリアからの患者から感染。
・米医療当局は、患者と同じ航空機に乗った乗客ら1000人を観察対象にした。
・オバマ大統領はエボラ担当の補佐官を指名した。
・スペインでは3次感染者が出たとの情報が流れた。確認はまだ。
・EUは保健相などの会議で、検疫体制の強化を確認。各国は空港検疫などを見直す。
・英米仏伊の首脳は15日電話会議を開催しエボラを協議。国際的優先度が高まっている。
・エボラ問題対応は11月4日の米中間選挙にも影響する情勢になっている。

◆香港混乱3週間経過、当局が一部強制排除 ☆
・2017年の長官選を巡る香港の混乱は続き、3週間を経過した。
・当局は一部地域で学生らを強制排除。数十人単位で逮捕した。
・全面的な衝突や全面的強制排除には至っていない。
・本政府は学生との対話を21日に実施すると発表した。ただし対話は何度も先送りされた。

◆アイルランドが優遇税制廃止(14日) ☆
・アイルランドは多国籍企業の優遇税制を廃止する。2015年の予算案を併せて発表した。
・同国進出企業は、関連会社への利益移転などを利用すれば非常に低い税負担で済む。
・米アップルへの優遇税制などが、国際的名批判を浴びていた。
・欧州委員会はアイルランドの税制が違法との判断を示していた。
・税の公平性は、国際的な課題の1つになっている。

◆ロシア、ウクライナへのガス供給再開へ調整(17日)
・ロシア・ウクライナ首脳はミラノで独仏首脳を加えて会談した。
・ロシアからウクライナへの天然ガス供給再開で前進した。
・会談後、プーチン、ポロシェンコ両大統領は会見し、再開の基本条件で合意したと語った。
・ただし、詳細条件の調整は済んでいない。
・ロシアの天然ガスはウクライナに供給されるほか、同国経由で欧州にも供給されていた。
・冬場をにらみ、再開は関係各国にとって差し迫った問題になっている。
・緊張が続くウクライナ情勢は小康。当面26日の選挙が焦点。

◆フェイスブックとアップルが卵子凍結に補助 (^^)
・フェイスブックとアップルが、女性従業員の卵子凍結・保存に補助を行う。
・アップルは最大2万ドルを支給する。
・両社は育児休暇取得などの支援も手厚い。
・欧米先端企業は優秀な人材確保に様々な策を導入。従来タブー視された手段にも及ぶ。
・ただし英FT紙は、今回の策について流石にやり過ぎ、という趣旨の記事を載せている。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【エボラ】 西アフリカ以外でエボラ出血熱の感染が広がり始めた。米国では2人目の2次感染者が見つかり、感染防止の対応で不備が明らかになった。オバマ大統領は担当補佐官を指名。政策アジェンダとしての優先度を引き上げた。スペインでは3次感染者の疑いが出た。世界的流行を食い止められるかどうかの瀬戸際に立っている。

 【世界のトレンド】 アイルランドが優遇税制の廃止を発表した。税制のゆがみ是正は世界共通のテーマの1つ。最近はアップルへの優遇税制が、問題の象徴のとして取り上げられていた。そのアップルとファイスブックの卵子凍結・保存への保護は、女性の活用、企業の働き方など時代の先端を巡る動き。中国・北京は19日、今年最悪のPM2.5を記録した。中国の環境問題も時代の風景の1つだ。

◎今週の注目(2014.10.20-26)&当面の注目
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・インドネシアのジョコ・ウィドド新大統領が20日に就任する。大統領当選時の熱は冷め、関心は実際の政策方針に移っている。就任演説や閣僚人事でどんな方向性を打ち出すか。
・ウクライナの選挙が26日に行われる。選挙の行方はポロシェンコ大統領の政権の安定性や、親ロ派、ロシアとの交渉の行方に影響する。
・ブラジル大統領選の決選投票は26日。現職のルセフ氏と野党社会民主党のネベス氏の争い。
・TPPの閣僚会合が25日から豪シドニーで開催される。

・香港情勢の推移は、引き続き焦点。当面は21日の対話に関心。
・エボラ出血熱感染の行方は重要な曲面を迎えている。

・米中間選挙が11月4日に行われる。
・APEC首脳会議が11月9日に北京で開催される。北京では6-12日に学校などが休みになり、自動車の通行規制も行われる。

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