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2014年10月13日 (月)

2014年41号(10.6-12 通算744号) 国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年10月6-12日
 

◆ノーベル平和賞に17歳、パキスタンのマララ氏(10日)☆
・2014年ノーベル平和賞が、パキスタンの17歳の少女、マララ・ユスフザイ氏らに決まった。
・マララ氏は11歳の頃から女性が教育を受ける権利をブログなどで発信。
・2014年に過激派パキスタン・タリバンに頭部を射撃され、英国に運ばれ治療を受けた。
・その後も女性人権などの活動を続け、この分野における運動の象徴になっていた。
・マララ氏の受賞はノーベル全賞を通じ史上最年少。
・インドの児童労働反対NGOのサトヤルティ氏も同時受賞する。
・ノーベル平和賞には毎年財団のメッセージが込められるが、今年は特に鮮明だ。
・一方、パキスタン内では保守派を中心に、授賞に反発の声も上がっている。

◆香港抗議活動長期化 ☆
・香港の学生・民主派市民による抗議活動は長期化。落としどころは見えない。
・香港政府はいったん学生との対話を表明。学生側も活動の規模を縮小した。
・政府行政庁舎の包囲も6日に解除され、業務を再開した。
・しかし政府は10日予定の対話を見送り。学生らは反発を強めている。
・香港政府は、中国全人代が決めた選挙方式は変えられないと主張。
・普通選挙を求める学生側らとの根本的な対立は解消されない。
・中国は共産党機関紙の人民日報で学生らを批判するなど、情報戦にも動く。

◆スペインでエボラ患者、アフリカ以外でも発症(6日)☆
・マドリードの病院勤務の女性がエボラ出血熱を発症した。保健省が発表した。
・病院ではアフリカで感染したエボラ出血熱の患者を受け入れ、治療していた。
・アフリカ以外でエボラ患者の発症は初。
・米テキサス州保健当局も12日、エボラ発症の可能性を発表した。
・各地でエボラへの警戒が強まり、米国は空港の管理体制を強化した。

◆世界経済減速、IMFは2014年3.3%予測(7日)
・IMFは2014年の見通しを改定した。成長率は3.3%で、7月予測比0.1ポイント下げた。
・欧州の回復が弱く、中国なども減速。
・この影響で原油価格は3年10か月ぶりの安値に低下。北海ブレントは1バレル=88ドル。
・米国の量的緩和が10月にも終了することも、商品価格の低下を促している。
・ワシントンで10日開催したG20財務相・中銀総裁会議も、経済下振れ懸念を表明した。

◆「イスラム国」がトルコ国境に進撃
・過激派のイスラム国が、トルコ国境の要衝への攻勢を強めている。
・シリア領国境のアイナルアラブではイスラム国と対抗するクルド人勢力の戦闘が続いた。
・シリア・トルコの国境は900キロに及ぶ。
・域外からイスラム国への戦闘員や物資は、トルコ国境を越えて入るものが多いとされる。
・トルコのエルドアン大統領は危機感を強めるが、一方でクルド人の勢力拡大も警戒する。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
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 【ノーベル賞】 今年のノーベル賞各賞が発表された。中でも注目は平和賞で、パキスタンの17歳の少女、マララ・ユスフザイ氏らに授賞が決まった。反響も大きい。

 【香港民主化運動】 香港民主派による抗議活動は、9月28日に始まってからほぼ2週間を経過した。香港政府は対話の姿勢を示したものの、いったん決めた予定を見送り、民主派は反発。中心部での座り込みを続けている。収拾のメドは全く立たず、事態は流血事態などのリスクを抱えながら推移している。

 【話題】 スペインと多分米国でエボラ出血熱の患者が発症。問題は深刻化し、特に欧米は危機感を強めている。中国・北京でPM2.5の汚染が再び悪化。ロシアでは経済制裁の影響でルーブルが下落している。北朝鮮の金正恩第1書記の健康状態を巡る憶測っが色々流れている。

◎今週の注目(2014.10.13-19)&当面の注目
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・香港情勢の推移が当面の焦点。
・インドネシアのジョコ・ウィドド新大統領が20日に就任する。

・ブラジル大統領選の決選投票は26日。現職のルセフ氏と野党社会民主党のネベス氏の争い。
・TPPの閣僚会合が25日から豪シドニーで開催される。
・米中間選挙が11月4日に行われる。
・APEC首脳会議が11月9日に北京で開催される。北京では6-12日に学校などが休みになり、自動車の通行規制も行われる。

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