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2014年10月 7日 (火)

2014年40号(9.29-10.5 通算743号)  国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年9月29日-10月5日
 

◆香港で民主派が抗議活動(9月28日-)☆
・香港で民主派が中心部を占拠する抗議活動を開始。1週間以上続いている。
・学生など10万人以上が参加し、金融街などを占拠。行政本部庁舎を封鎖した。
・2017年の行政長官選を巡り、中国全人代は8月末、民主派の実質排除を決定した。
・民主派はこれに抗議。選挙制度改革や梁振英行政長官の辞任を求めている。
・3日には民主派と反対勢力が衝突。ここに「黒社会」勢力の関与も発覚した。
・長官は辞任を拒否する一方、対話も呼びかけているが、調整はついていない。
・混乱の背景には「1国2制度」が抱える矛盾があり、大きな課題を抱えている。
・米国や台湾などは民主派支持を表明した。

◆米国とアフガンが安保協定、2015年以降の駐留可能に(30日)☆
・米国とアフガニスタン府は、安全保障協定に署名した。
・アフガンで犯罪を犯した米兵の裁判権を米国が持つことなどを盛り込んでいる。
・これにより、米軍の2015年以降の駐留が事実上可能になった。
・米軍は今年末までに戦闘員を撤退し、その後は支援や訓練部隊を駐留させる予定。
・その前提として、新安保協定の締結が必要だった。
・著名を拒否していたカルザイ前大統領に代わり、ガニ大統領の政権が発足した。

◆北朝鮮高官が訪韓(4日)☆
・北朝鮮のナンバー2の黄炳瑞軍総政治局長らが訪韓した。
・仁川のアジア大会閉会式出席の形を取り実現した。
・韓国の閣僚らと会談。10月末-11月の南北高官協議開催に同意した。
・北朝鮮は核問題などで米韓日などとの対立する一方、経済など関係改善を模索する。
・今回の訪問も、対話の一環とみられる。

◆「イスラム国」空爆への参加国拡大
・カナダ、豪州などがイスラム国に対する空爆に相次ぎ参加表明した。
・カナダのハーパー首相は3日、議会に報告。豪州のアボット首相も表明した。
・米国主導の有志同盟には欧米や中東などが参加。
・国際世論形成の面では、枠組みが整っている。
・ただし、地上戦を伴わない戦闘で、どこまで効果が得られるかは不透明な面が多い。

◆米国でエボラ患者(30日)
・米疾病対策センターは米国内でエボラ出血熱患者が発見されたと発表した。
・リベリアから米国に入国した成人男性。
・米社会のエボラに対する関心が、従来以上に高まっている。
 
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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────

◎寸評:of the Week
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 【香港情勢】 香港情勢が世界の注目を集めた。学生を中心とする民主派が金融街など中心部を占拠。占拠制度の改革や行政長官の辞任などを求めている。きっかけは2017年の行政長官選を巡る動き。中国・全人代の常務委員は8月末、民主派を事実上締め出す決定をし、普通選挙を求めてきた民主派は抗議に動いた。
 香港の選挙制度は、中国政府の承認なしには決めることができない。香港政府は中国の承認なしには何も決められない立場だ。いくら香港で抗議活動を展開したところで、中国政府に直接届く保証はない。
 しかし、抗議を通じて国際世論を盛り上げるしか手段がないのも厳しい現実だ。今のところは全面衝突や当局による民主派弾圧に至っていないが、いつ何があってもおかしくない。
 1997年の中国復帰時、香港は50年間の「1国2制度」を保証された。しかし、1国2制度の下で民主化を進めるのには限界があることが、改めてはっきりした。問題は香港のみならず、中国や周辺国にも影響する。

 【各地の動向】 世界の関心は引き続き「イスラム国」、アフガニスタン、ウクライナなど。ウクライナ情勢は再びきな臭い動きも出ている。

 【ブラジル大統領選】 大統領選の第1回投票が2日行われ、当選に必要な50%超を獲得した候補がなくかった。26日に決選投票を行う。再選を目指す与党・労働党のルセフ大統領が約40%、野党・社会民主党の根バス氏が約35%を獲得した。「アマゾン育ち」などで話題のシルバ元環境相は約20%で3位だった。

◎今週の注目(2014.10.6-12)&当面の注目
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・ブラジル大統領選の決選投票は26日。

・TPPの閣僚会合が25日から豪シドニーで開催される。

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