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2014年9月 7日 (日)

◇世界の関心と国際世論36号(2014.9.1-7)

・世界の主要関心がウクライナ情勢、NATO首脳会議、イスラム国(ISIS)などに集まった点は、前週から変わらない。

・米NYTの2日付社説は、”NATO’s Urgent Challenges”と題して加盟国が一致団結してウクライナ問題でロシアに対抗する必要があると指摘している。この見解に異論はまずなく、当然必要な事。ただ、決定的な策を示しているわけではなく、インパクトは強くない。むしろ問題の難しさを印象付ける。

・英FTはNATO首脳会議に先立ち、オバマ米大統領の課題を指摘。「世界が潮流しているとの感覚に終止符を打たなければならない」(US president needs to put an end to sense of global drift)と論じた(9月2日社説)。世界の漂流感覚という言葉こそ、今の状況をよく映している。

・NATO首脳会議を巡っては、BBCが経緯を国名に報道し、記録をHP上に残している。それを見ると、中身の議論だけでなく、会場外での反NATOデモなどの動きも伝わってくる。見落としがちな視点だが、世界の現実を把握するうえでは重要だ。
http://www.bbc.com/news/uk-29063751

・中国全人代の常務委員会が香港行政長官選挙から民主派を事実上締め出した。欧米のメディアは、これに敏感に反応している。民主主義のルールを無視するかのような中国の対応を批判してはいるものの、対中関係の維持を断ち切る訳にもいかず、歯切れはいまひとつだ。

・英FT電子版は1日アップの社説で、結局のところ状況が「1国2制度」を弱めていると分析した。この1国2制度は経済・金融のハブとしての香港の地位を維持しようとしたものであるはずだが、それが弱まる事になる。それは中国が行う必要がないことだが…と、皮肉半分の分析だ。

2014.9.7

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