◇世界の関心と国際世論34号(2014.8.25-31)
・世界の関心は引き続きウクライナ情勢、イラク情勢(過激派ISIS)、パレスチナ問題など。
・ウクライナ問題を巡り、NY Timesは29日付社説で”Mr. Putin Tests the West in Ukraine”(プーチン氏が西側を試している)という社説を掲載。その上で、一層の制裁が必要との主張をした。英FT紙の社説(29日)も、侵略に対し西側はより強い反応を求められている(Russian incursion demands a tough western response)と主張する。
・欧米メディアはプーチン氏の言動が「ウソで塗り固まったもの」という批判を、すでに何度も繰り返している。今の問題は「どうするか」だ。制裁強化というトーンは、かなり一致したものになっている。
・イラク情勢を巡り、過激派ISIS(イスラム国)に関する分析記事が目立つ。ISISのに1000人単位の欧米出身者が含まれる事、組織や財政基盤が予想以上に堅強なことなどを指摘している。事態は当初の想像以上に深刻だ。
2014.8.31
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