◇世界の関心と国政世論(2014.7.28-8.3)
・中国共産党による周永康前常務委員逮捕には、当然のことながら世界のメディアの関心が集まった。英FTは1面に大きな写真入りで
初報を伝え、翌日には社説で捜査発表の意味や中国共産党の内情を解説。31日社説では”Xi's 'tiger' hunt widens as Beijing terns sight on Shanghai graft" と題するなど、「虎」をキーワードにしている。習近平総書記が掲げた「ハエも虎も」は、分かりやすいキーワードだ。
・ガザ危機への関心も引き続き高かった。国際メディアは連日1面で報道。
・そうした中で、イスラエル批判が強まってきたのが目立つ。米テレビは連日、ガザ地区の子供の犠牲者の映像を流す。パリやロンドン、ベルリンでもイスラエル批判のデモが起きている。英FTは、今回の作戦でイスラエルが勝利するとしても、長期的にはイメージの低下などダメージが大きいと指摘する。
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