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2014年2月

2014年2月23日 (日)

2014年08号(2.17-23 通算710号) 国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年2月17-23日(日本時間)

◆ウクライナ政権事実上崩壊、大統領代行を指名(23日) ☆☆
・ウクライナ情勢は23日ヤヌコビッチ政権が事実上崩壊。混乱はなお拡大している。
・治安当局は18日、野党デモ隊を強制排除。両者の衝突で70人以上が死亡した。
・1991年の同国建国以来最大の惨事。
・ヤヌコビッチ大統領と野党指導者は21日、大統領選前倒しなどで合意。収拾を目指した。
・しかし反政権の強硬派は大統領の即時退陣を要求し、抗議活動を拡大。
・野党勢力は22日までに大統領府などを占領し、首都を掌握した。
・大統領は21日、支持基盤の東部に脱出。国外逃亡を図ったとの情報もある。
・野党主導の国会は23日、トゥルチノフ議長を大統領代行に任命。政権は事実上崩壊した。
・親欧米派の西部と親ロ派の東部が事実上分裂状態に陥り、内戦の懸念も指摘される。
・情勢は刻々と動き、情勢は混迷を深めている。先行き何が起きてもおかしくない情勢だ。

◆イタリアでレンツィ内閣発足、閣僚の過半数が女性(22日) ☆
・ナポリターノ大統領は民主党のレンツィ書記長(39)を首相に指名し、組閣を要請した。
・レンツィ氏は21日、連立政権樹立で関係政党と合意した。レッタ前政権と同じ枠組み。
・同氏は22日就任を宣誓した。同国史上最年少の首相となる。
・首相以外の閣僚16人中字過半数の8人が女性。同国では初めて。
・レンツィ氏は経済や選挙制度の改革の遅れを理由にレッタ前首相を退陣に追い込んだ。
・改革を実施できるかが問われる。

◆米大統領がダライ・ラマと会談(21日)☆
・オバマ米大統領はホワイトハウスでダライ・ラマ14世と会談した。
・チベット独自の宗教や文化、人権の保護を支持するなどと表明した。
・中国は内政干渉と抗議した。
・米大統領は1991年以来、ダライ・ラマの訪米時に会談を実施している。
・しかしオバマ大統領は2009年の訪米時に会談を見送り。議会から批判を浴びた。

◆TPP閣僚会議(22日)
・環太平洋の12カ国が参加するTPP閣僚会合がシンガポールで始まった。
・交渉の大筋合意を目指す。
・TPPは昨年中の大筋合意を目指していたが、先送りされた。今回の閣僚会合は正念場。

◆G20会議、成長目標設定(22-23日)☆
・G20財務相・中銀総裁会議がシドニーで開かれた。
・20カ国のGDPを今後5年間で2%以上引き上げるという新目標を設定。声明に盛り込んだ。
・GDPを2兆ドル増やすことになる。
・会議では、新興国経済が構造改革努力なども確認した。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ           
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

◆ウクライナ危機
 ウクライナ情勢が一気に動いた。
 治安当局の強制排除に端を発した建国以来の流血→野党勢力による首都制圧→ヤヌコビッチ大統領の首都脱出→政権の事実上の崩壊と、自体は時々刻々と変化。「歴史が動く時はこのようなものか」という印象だ。
 今回の混乱は、昨年11月末にヤヌコビッチ政権がEUとの連合協定締結を先送りしたのが発端。大統領の先送り決断は、ロシアへの配慮からと言われる。これに親欧米派の野党勢力が反発。抗議活動を拡大した。同国は西部地域が親欧米派、東部が親ロシア派と色分けされる。
 約3か月の対立・混乱の末、事態は流血→大統領の首都脱出と続いた。しかし”政権崩壊”で片が付いたわけでは全くない。むしろ、混乱の拡大が懸念される。
 野党勢力は大統領代行を指名し、今後首相を暫定内閣の樹立を目指す。しかし、大統領派がこうした動きをすんなり認めるとは予想しがたい。野党も必ずしも一枚岩ではない。
 国際社会は、欧米が野党を支持するのに対し、ロシアは野党過激派の行動が混乱を招いたと批判する。国際社会も動向には、調停に動きというより対立を煽る構図も見られる。
 混乱の長期化のリスク、内戦の懸念などを抱え、ウクライナ情勢は予期できない状態が続く。そしてロシアとEUに挟まれた人口4500万人の大国の行方は、地域情勢やEUロシア関係にも多大な影響を与える。

◆ソチ五輪閉幕とウクライナ情勢
 ソチ五輪が23日閉幕する。全競技を終了した時点(閉会式のみを残す時点)で懸念されたテロもなく、ロシアとしては面目を保つことになりそうだ。
 一方、この時期に隣国ウクライナでは混乱が拡大。事実上の政権崩壊という事態に発展した。同国建国以来の流血事態に、選手の中には競技への出場を辞退し抗議を表明する者もいた。
 五輪と政治とは無縁でいられない。両者の関係、そして競技者の向き合い方を改めて考えさせる。

◎今週の注目(2014.2.24-3.2)&当面の注目
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・ウクライナ情勢は緊迫が続き、先行きの読めない状態が続く。目が離せない。
・TPP閣僚会合は3日目以降に入る。

 
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2014年2月16日 (日)

2014年07号(2.10-16 通算710号)   国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年2月10-16日
 

◆イタリア首相が辞任(14日) ☆
・レッタ首相(47)はナポリターニ大統領に辞表を提出した。
・最大与党・民主党が13日、首相の辞任を求める提案を大差で可決した。
・首相の経済改革や選挙制度改革が遅れていると批判した。
・同政権は昨年2月の総選挙後、2か月の政治空白を経て発足した。しかし10か月で瓦解。
・大統領は新政権発足に向け、各党指導者と協議に入った。
・民主党党首のレンツィ氏(39)が首相就任に意欲をしており有力だ。
・市場はいまのところ動揺していない。

◆米で大寒波、英では洪水 ☆
・米北東部から南部を1月以降、寒波が断続的に襲い、多大な被害が出ている。
・ワシントンは13日にかけて大雪に見舞われ、停電や死亡事故が続発。交通もマヒした。
・南部では10人以上が死亡した。
・英国南部は250年ぶりの洪水に見舞われた。ウェールズは暴風雨被害に襲われた。
・日本は記録的な大雪。豪州では感想から山火事発生が連続している。
・世界各地で異常気象や天候被害のニューズが目立つ。

◆中台の閣僚が初めて正式会談(11日) ☆
・台湾の王郁琦大陸委主任委員が同委トップとして初訪中。
・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任と南京で会談した。
・1949年の中台分断以来、閣僚の正式会談は初めて。
・連携の強化などで合意した。中台首脳会談の可能性にも触れた。
・中台関係の強化が一気に進むわけではないが、色々なチャネルができている。

◆2013年のスマホ出荷10億台超、アンドロイドが78%(12日)
・IDCが発表した2013年のスマートフォンの出荷は10.04億台だった。
・OSではアンドロイドのシェアが78.6%に達した。
・アップルのiOSは15.2%だった。

◆米連邦債務上限引き上げ合意(11日)
・米連邦政府が、来年3月まで国債発行できる見通しになった。
・共和党のベイナー下院議長は、上限引き上げ法案を無条件で採決すると表明した。
・昨年秋の政府機関閉鎖時には、世論の批判が野党共和党に集中した。
・中間選挙をにらみ、世論を配慮ものとみられる。
・2011年以降、与野党対立→政府機関の閉鎖など軋轢→小刻み合意が繰り返された。
・そうした混乱は一段落するが、与野党対立は形を変えて表面化しそうだ。
・共和党は差し当たり、医療保険制度問題などでオバマ政権批判を強める姿勢。

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◎寸評:of the Week
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 【寒波】 世界各地で寒波のニュースが相次いだ。このところ夏は猛暑、冬は寒波が目立つ。実態はもちろん、メディアがこうした動きを敏感に伝えている麺もある。背景には、地球温暖化や砂漠化などが国際ニュースのキーワードとして広く認識されている事情もある。全地球的な環境問題という観点からも重要だ。

◎今週の注目(2014.2.17-23)&当面の注目
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・ソチ五輪は23日まで。引き続き競技はもちろん、テロ懸念はじめ政治・国際情勢にも関心が集まる。
・TPP閣僚会合が22日からシンガポールで開催される。合意に向け正念場だ。
 

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2014年2月 9日 (日)

2014年06号(2.2-9 通算709号) 国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年2月2-9日
 

◆タイ総選挙、2割で投票完了できず、混乱長期化(2日)☆
・総選挙は反政府デモ隊の妨害で投票中止が続出。2割の選挙区で完了できなかった。
・中止となった選挙区で再選挙を検討するが、日程はもとより実施できるかも不明。
・インラック政権は選挙管理内閣として継続するが、権限は限られる。
・予算編成や外交政策決定はできず、政策は停滞が続く。
・インラック政権は抗議活動の拡大への対抗のため総選挙に踏み切った。
・しかし対立の打開はできず、むしろ混乱が長期化する懸念が強まっている。

◆ソチ五輪開幕(7日)☆
・ソチ五輪が開幕した。23日まで。87か国・地域が参加した。
・開会式には習近平中国国家主席、安倍日本首相など40カ国以上の首脳が出席した。
・オバマ米大統領や英独仏首脳はロシアの人権問題を配慮して欠席した。
・大会直前にロシアが同性愛宣伝禁止法を制定したことなどが、欧米を刺激した。
・ロシアは国の威信をかけて大会を準備。厳重なテロ警戒態勢を敷いている。

◆MSのCEOに内部昇格のナデラ氏(4日)☆
・マイクロソフトのCEOにナデラ上級副社長が昇格した。インド出身の46歳。
・サンマイクロシステムズを経て92年に入社。オンラインサービスやサーバーを担当した。
・ビル・ゲイツ氏が技術アドバイザー、バルマー前CEOが取締役で新体制を支える。
・MSは1990年代以降、PCのOSで業界をリード。IT業界の代表銘柄だった。
・しかしスマホやクラウドで出遅れ、業界内の存在感が相対的に低下している。
・新体制での巻き返しが大いに注目される。

◆イエレンFRB議長が就任(3日)
・イエレン新FRB議長が就任した。宣誓を行った。
・11、13日に議会上下院で証言を行う。
・FRBは2013年12月に緩和縮小に着手した。
・新議長には、出口作戦の展開、市場との対話などに関心が集まる。

◆ビットコインの価格が急落、実態に関心(7日)
・インターネット上の仮想通貨ビットコインの価格が前日比で一時16%低下した。
・ビットコイン売買の主要取引所の1つが引き出しを一時停止したことなどが理由。
・2013年12月にも急落したが、その後回復した。価格は乱高下し、不安定感がある。
・ビットコインは2009年に誕生。ネット内や一部店舗で実際の通貨のような買い物ができる。
・送金や投資・決済手段としても利用されている。
・ただし国家による裏付けがなく、マネーロンダリング防止などの規制も不十分。
・ネット時代の経済を語る上で欠かせない存在になりつつある。

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◎寸評:of the Week
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 【ソチ五輪】 ソチ五輪が始まった。五輪となるといつも考えさせられるのが政治・国際情勢との関係。今回はロシアの人権問題に抗議する形で米英仏独の首脳が開会式への参加を見送り。特に同性愛者への差別につながりかねない措置が、直接のきっかけになった。この問題に対する欧米反応世論が日本の感覚以上にナーバスであることを物語っている。
 一方、開会式に出席したのは、ロシアとの距離や利害関係が近い中国、トルコなどの首脳。加えて西側からも、日本の安倍首相やイタリアのレッタ首相が出席した。出席首脳は40人以上と、史上最多級だった。
 テロ対策も冬季五輪史上最高レベル。ロシア南部でのテロはもちろん、航空機テロも懸念される。隣国ウクライナ情勢も、五輪期間中に動いてもおかしくない。 
 そうしたサイド情報を気にしながら、当然ながら期間中は競技に夢中になる。

◎今週の注目(2014.2.10-16)&当面の注目
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・ソチ五輪は23日まで。協議はもちろん、テロ懸念はじめ政治・国際情勢にも関心が集まる。
・米財政を巡る協議が再び山場を迎える。ルー財務長官は財務省の資金繰りが今月27日で底をつくと発言。議会に早急な対応を求めた。昨年に比べ、中間選挙にらみの色彩が強くなるところがひと違いとなる。

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2014年2月 1日 (土)

2014年05号(1.27-2.1 通算708号)  国際ニュース・カウントダウン

国際ニュース・週間カウントダウン: 2014年1月27-2月1日
 

◆米一般教書演説、ねじれ議会下で政策具体化に意欲(28日)☆
・オバマ大統領は一般教書演説を行った。
・今年を「行動の年」(year of action)にしようと強調。
・最低賃金の引き上げによる格差是正などを強調した。
・上下院のねじれで米の政策決定が滞る。大統領は対決を厭わず政策の具体化を訴えた。
・ただ、全般的に強いメッセージに乏しく、大統領の指導力弱体化がうかがえる。
・11月の中間選挙をにらんだ色彩も強い。

◆シリア和平、成果なく中断(31日)☆
・シリア和平を巡る体制派と反体制派の協議は、さしたる成果なしに中断した。
・仲介役の国連・アラブ連盟の特別代表ブラヒミ氏は、2月10日に再会を目指すと表明した。
・孤立した地域への救済物資搬送、女性・子供の避難などを検討したがまとまらなかった。
・国連安保理などでも協議を続ける。

◆米FRB議長が交代(1日)☆
・米FRBのバーナンキ議長が1月31日で退任。イエレン新議長が2月1日就任した。
・バーナンキ氏は2006年に就任。2008年のリーマンショック後の金融政策を担った。
・2008年末に実質ゼロ金利を導入。QE1-3の量的緩和など、前例のない措置を講じた。
・緩和策で恐慌回避に貢献したが、中銀の負債拡大など弊害も生んだ。
・2013年末には量的緩和の縮小を開始。金融正常化への第1歩に動いた。
・イエレン新議長は緩和縮小などが課題になる。

◆2013年のスマホ出荷10億台超え(27日)☆
・米調査会社IDCによると、2013年のスマホの世界出荷は10億420万台(前年比38%増)。
・2011年から2年で倍増した。
・中国など新興国で100-200ドルの安価機種が普及したのが大きい。
・携帯全体の出荷は18億2000万台で、スマホの比率が55%と半分を超えた。
・PCの出荷は3億台強。

◆タイ、予定通り総選挙を実施
・タイ政府と選管は28日、総選挙を予定通り2月2日に実施すると発表した。
・反体制派は選挙阻止を掲げ、妨害の構え。
・タイ情勢は緊迫したまま2日の投票を迎える。

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◎寸評:of the Week
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 【印象薄い一般教書】 オバマ米大統領が28日一般教書演説を行った。2014年を「行動の年」(A year of action)とし、格差是正を狙う最低賃金制の導入など、懸案の実現を求めた。米議会のねじれで、オバマ政権の目指す政策はなかなか決まらない。大統領が演説で「行動」を強調したのも頷ける。一般教書といえども中間選挙を意識した内容になるのも避けられない。
 そうはいっても、今回の一般教書は印象が薄い。大統領の求心力低下は隠せない。そして、米国からの明確なメッセージがないと、世界の行方も見にくい。

 【グーグルのスマホ事業売却】 グーグルは29日、子会社モトローラ・モビリティのスマホ事業を中国レノボに売却すると発表した。グーグルはモトローラを2012年5月に買収。ハードへの進出と注目された。しかしサムスンやアップル、新興の低価格スマホメーカーなどとの競争が激しく、1年半で売却に追い込まれた。買収価格125億に対し売却価格は29億ドル。ただし特許の価値などは残る。
 グーグルはアンドロイド社、ユーチューブなど多くの会社を買収して成長している。仲には当然失敗もあるが、今のところスピード感と成長性が失敗より目立つ。同社が発表した2013年10-12月の決算は売上、利益とも最高を記録した。
 それにしてもスマホ、M&A、特許、中国のITメーカーなど、キーワードが満載だ。

◎今週の注目(2014.2.3-9)&当面の注目
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・タイで2月2日に総選挙が行われる。反体制派はボイコットと選挙阻止を訴え、妨害活動を展開する見込み。混乱は必至だ。

・ロシアのソチで冬季五輪が7日開幕する。23日まで。イスラム過激派などは五輪の機会を狙ったテロを狙っているとの情報もあり、ロシア政府は厳重な警戒態勢で臨む。ロシアの人権問題などを理由に、欧米主要国の首脳は開会式出席を見合わせており、ロシア・欧米関係の展開にも関心が集まる。競技はもちろん、外交・国際政治面からも注目される五輪だ。

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